なんだかスッキリしませんが。
ちょっと前に急に妻に言われてびっくりしたのですが、私が先にベッドに入って寝ているとき結構イビキをかいていて、時々呼吸が止まっているというのです。自分がイビキをかくようになっていたというのもショックだったのですが、それ以上にまさか自分が睡眠時無呼吸症候群を患っているとは夢にも思わなかったのです。
私は軽い目の高血圧の症状があるので定期的に医師の診察を受けているのですが、前回受診時にこの件について相談してみると、まずは1回計測してみましょうか、ということで2日間計測機器を装着して寝て、そのデータを解析するということになりました。その機器というのも大掛かりなものではなく、鼻の前に管を回すように装着するのと、心拍を計測するために左手人差し指をつまむだけで、本体はベルトで腕に止めておけるのでそれほど睡眠の邪魔になるものではありませんでした。これも技術の進歩により小型化が進んだおかげですが、以前はこれだけのためにも病院に泊まる必要があったのではないでしょうか。
そして今日また診察があったのでその結果も聞くことができたのですが、非常に軽度なので治療の必要はない、とのことでした。数値としては1時間あたりの呼吸が止まっている回数(AHI)が2回程度ということなので、それだけ聞くと決して正常ではないだろうと思ってしまうのですが、20回以上でなければ治療は不要で、重い人は50回以上にもなるとのことで驚きました。1時間あたり50回といえばほぼ毎分1回ということになり、止まっている時間のほうが長いということになってしまうのではないでしょうか。そうなるとさすがに酸素量も不足して様々な問題症状を引き起こしそうです。
なにはともあれ、私は「ほぼ」問題ないということで気にする必要はないという感じだったのですが、本当に問題のない人とは明らかに違うわけですから、気にするなと言われてもなかなか難しいものです。このせいで特に日中眠気に襲われるというようなこともありませんので、本当に気にする必要はないのかもしれません。治療するとなると薬を飲めば済むというようなものでもないですし、喜ぶべき結果なのだとは思いますが…