まず一歩前進。
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一足先にワクチン接種が進められて半数以上の国民が接種を済ませたアメリカではすでにコロナ明けムードになってしまっている一方、国内での治験にこだわった日本は出遅れてしまったように見えるものの、すでに高齢者も半数以上が2回目の接種を済ませ1日あたりの接種数も120万回程度にまで達するようになりました。予想以上のペースで接種数が伸びようとしていたため、ワクチンの供給が追いつかないような事も言われていますが、それは足りていないということではなく、あまり急に増やせないということではないかと私は考えています。

さておき、私の住む姫路市では今の時点では65歳以上の高齢者に加え、基礎疾患を有する人、高齢者施設等の従事者、60歳から64歳の人が接種受付の対象となっています。私は幸か不幸か高血圧症を患っていて投薬治療を受けているため厚労省の基礎疾患の範囲(PDF)に含まれており、健康な方々に先駆けて集団接種会場でのワクチン接種の予約を済ませ、先日接種を受けてきました。

姫路獨協大学の構内に開設された集団接種会場で受けてきたのですが、15分ごとに区切られた予約時間よりちょっと早めに到着すると、予約時間の30分ほど前から案内されて入ることが出来るようになりました。中には20~30人ほどのスタッフの方々の姿が見え、日曜日でもあったのでなかなか大変なことだと感じられます。手順は丁寧ながら手際よく進められて、予め送付された予診票を記入しておけばものの数分のうちに接種は終わり、別室で15分の待機時間を過ごせば完了なので、しめて20分程度でしょう。

私が打ったのはファイザーバイオンテックのワクチン「コミナティ筋注」ですが、発熱などこれといった副反応のようなものは特になく、どうということはありませんでした。ただし、最近の日本ではあまり馴染みのない筋肉注射なので、夜になってから上腕の筋肉が痛むようになってきて、寝返りを打ったときに痛みを感じるというようなことはありましたが、アメリカでのインフルエンザの予防接種も筋肉注射でしたし、昔は日本でもそうだったと思うので、放っておけばすぐに収まるものでもあり、もうすぐ一週間経つ今はまったく問題はありません。

2回目の接種は自動的に3週間後の同じ時間帯に割り当てられたので、また日曜日の昼間に行くことになりますが、真夏の暑い時期で接種に関わる人たちも大変ですね。私も感謝しながら接種を受けたいと思います。まだ接種の予約も受け付けられていないという方々も多い状況ですが、できるだけ速やかに受けられるようになり、以前のように安心して出歩けるようになる日が早く来ることを待ちたいところです。