デイリーポータルZというウェブサイトはいつも面白い記事を載せてくれますが、ここで昨日掲載された「KALDIで買える「旨たれ」は中毒性がすごい」という記事で紹介されているというか、熱く語られているサラダの旨たれは私も大好きなのに今まで記事にしていなかったので、この機会に書いてみることにしました。といってもデイリーポータルZのように面白いことは書けませんが。

この製品はカルディコーヒーファームで購入できるのですが、そのカルディの関連会社であるもへじが販売しているものです。製造業者はテンヨ武田という醤油関連調味料の会社ですが、テンヨのブランドではドレッシングは販売していないようです。ごま油とにんにくの香りが効いた、ちょっと甘みのあるドレッシングで、私はチャーハンに使ったことはありませんが、普通の生野菜サラダはもちろん、蒸し野菜にもよく合います。

新しい物好きな私は新しいドレッシングを見つけると試したくなって色々買ってしまうのですが、この旨たれは私にとっては定番と言えるものです。切れると嫌なので無くなる前にストックを買っておこうとしてしまうのですが、一時はカルディに行くたびに買っていたら使っているものの他にストックが三つになってしまい、結局賞味期限までに使い始めることができず、義妹に貰ってもらったということもありました。だいたいドレッシングなんて普通に使っていたら何か月か持つものなので、そんなにストックは要らないはずなのですよね。デイリーポータルZの人は一週間でなくなったと言っていますが、いったいどれだけ使ったらそんなことになるのか不思議です。

しかしこの美味しさの元は何なのだろうかと原材料を見てみても、そんなに変わったものは書かれていないのですが、結局「おろしにんにく/調味料(アミノ酸等)」というところが肝なのでしょう。人間の味覚というのは複雑なものですが、どうしたらこんなふうに美味しく感じるものができるのか、試行錯誤の産物なのでしょうか。開発者の努力に頭が下がる思いです。