北朝鮮国営の朝鮮中央テレビが放送したイギリスBBC製作の番組で、出演者が履いていたジーンズにボカシがかかっていたと話題になっているようです。この番組はBBCでは2010年に放送されたものだそうですが、出演していたAlan Titchmarsh氏が着用していたジーンズがボカシで覆い隠されたようになっていたそうです。

なんでそんな事になったのか、ボカされているとなんだか猥褻な感じがしてしまいますが、2020年に採択された「反動思想文化排撃法」が厳格に適用されたためだとのことです。この法律は要するに反国家的思想が育たないように規制するためのものですが、最高刑が死刑だというなかなかの法律です。

ジーンズがアメリカの象徴であるというのも理解できます。また、アメリカといえば今でも戦争状態にある韓国の背後に着いている国なのですから、それを禁止するというのもまた理解できないことではないような気がします。でもなんだか滑稽に感じてしまうのは、あくまで他所の国の話だからですよね。

なお、最近日本ではジーンズはおじさんが履くものとなっているのだそうで、だからというわけではありませんが私も履く機会が減ってきています。以前は私もほぼ毎日のように履いていましたし、Levi’s 501などはファッションアイテムとしてもそれなりの地位にあったものですが、時代は大きく移り変わるものですね。でも単純にジーンズは丈夫で長持ちするし、カジュアルな服にはだいたい合うし便利なんですけどね。