私が住む姫路市にはバレーボールのプロフェッショナルリーグであるSVリーグに所属するヴィクトリーナ姫路という女子チームがあります。現日本代表監督でもある眞鍋政義氏が姫路市の出身ということで設立に関わっていたりオーナーだったりするようなのですが、バレーボールに特に興味があるわけではない私も、地元チームということでちょっと応援する気持ちがあったりします。
日本初の独立採算型プロバレーボールチームということで、地元企業を中心とするスポンサーからの支援が生命線となっているわけですが、私の勤務先もオフィシャルスポンサーに名を連ねていることから、従業員に向けて観戦チケットの無料配布の抽選があり、幸運にも当選したので今日行われた対東レアローズ滋賀戦を観に行ってきました。会場はヴィクトリーナ・ウィンク体育館というネーミングライツスポンサーの付いた姫路市立中央体育館です。
あいにく強めの雨が降る日だったためか空席が目立ち観客は半分も入っていないようなちょっと寂しい状況でしたが、川平慈英風の暑苦しい場内アナウンスのおかげか応援はそれなりに盛り上がっていたように思います。私の席はエンド側アリーナスタンド2段目の一番端で、控えの選手が応援するのが声が届きそうなくらい目の前に見えるというような場所でした。
ヴィクトリーナ姫路には日本代表選手が2名在籍しており、この試合でもこの2人の活躍は目立ってはいたものの突出しているというほどでもなく、また外国人選手が3名所属していますがその彼女らに頼っているというわけでもなく、バランスがいいということなのでしょうか。リベロの森田選手が好レシーブを連発して特に光っていて、当日のMVP的なものに選出され表彰されていました。
結果はセットカウント3-1でヴィクトリーナ姫路が勝利を掴んだのですが、2セット目以降はセット序盤に大きく先行されてあとからひっくり返したのが2セット目と4セット目で、3セット目はそのまま追いつけず落としてしまったのでちょっとヤキモキする展開で、その点は森田選手のインタビューでも反省点としてあげていました。まあ私は見ているだけなので気楽なものですが、自分がプレイしているとしたらこういう展開は苦手で、だめな私は途中で投げ出したくなってしまいます。
実は今回印象的だったのは相手チームである東レアローズ滋賀の控え選手たちが、アウェイだから一生懸命盛り上げようとしているのか、とてもいい雰囲気でコート上の仲間たちに元気に声援を送っていたことでした。選手同士もとても仲が良さそうでしたし、間近で見ていると仕草も可愛らしかったりして、おじさんとしてはとても微笑ましく思えました。
ということで初めてのバレーボール観戦だったのですが、思っていた以上に楽しむことができました。実は再来週の対大阪マーヴェラス戦のチケットも当選しているので、また見に行くのが楽しみになっています。というよりファンクラブに入ってもいいかなと思うくらい応援したい気持ちになっているのですが、上級会員は申込期間が短いのですね。来シーズンは入会を考えてしまうかもしれません。