吉野家 牛魯肉飯
前回1月の「牛魯珈カレー」に続いて、牛丼の吉野家と超人気のカレー店「Spicy Curry 魯珈」とのコラボレーション第2弾として、「牛魯肉飯」の販売が9月1日から開始されたということで、最初の週末である今日、満を持して空いている11時頃を狙って行ってきました。
店内はガラガラだったので、広いテーブル席に座ってゆっくり食べることができたのですが、写真を撮っているときから五香粉のいい香りが漂っていて食欲をそそりました。商品としては牛丼と魯肉飯の合い盛りになっていて、さらに漬物がご飯に載っているほか、温泉卵が付いてきます。温泉卵はだいぶ緩く、また冷たい状態で出てきたので、せっかくの熱々の魯肉飯がぬるくなってしまうのではないかと気になってしまいました。
魯肉は「八角や五香粉の香りをきかせた本格的な魯肉」とされていますが、食べてみてもしっかり五香粉が効いていて、とてもエキゾチックな味になっています。しかし、台湾で何度も食べた魯肉飯と比べると、味付けがかなり、びっくりするくらい濃くなっています。台湾の料理はレストランでもだいたい薄味になっていて、習慣的に外食が多い台湾人でも飽きないようになっているのではないかと思います。しかしこの魯肉はご飯が進むようになっているのか、とても濃くなっています。
一方で牛丼の具である牛煮肉のほうはいつもの吉野家の牛丼のままですが、しっかり汁を切った状態になっているせいか、さっぱりした味付けに感じられました。プレスリリース(PDF)には「そのままでも美味しく召し上がれますが、牛煮肉と魯肉をまぜることで、相性抜群の一体感が生まれ、半熟玉子を絡めて食べることで“三度うまい”を体験いただけます。」と書かれていますが、混ぜると味の濃さもちょうどいい具合になるということなのかもしれません。また、温泉卵も混ぜることでさらにマイルドな味わいになって食べやすくなりました。
ということで、本場台湾の魯肉飯とはだいぶ違うものではありましたが、スパイス好きとしてはそれなりに美味しくいただけました。しかし逆に八角などが苦手という人にはかなり厳しいのではないかと思います。ちなみに、吉野家は「八角や五香粉」という表現をしていますが、一般的に五香粉は八角、丁香、肉桂、花椒、小茴香からなる香辛料で、レシピによって構成が変わることはあっても八角が外れることはないはずですが、あえて八角を強調したいという思惑なのでしょうか。

