最近の大型スーパーマーケットの嬉しいことの一つは、その商品棚の大きさによって全国各地のローカルな製品が数多く取り揃えられるようになったことです。旧来の小ぶりなスーパーでは、ある種類の商品、例えばビスケットについて全国的なブランドの製品がいくつかと、あれば地元のブランドというくらいだったかと思いますが、大型スーパーでは輸入品まで含めてその何倍もの種類の製品が並べられています。

松永製菓スターしるこサンドというのもそのような大型スーパーの恩恵で、関西地方でも手軽に手に入るようになった製品だと思います。

松永製菓というのは名古屋の企業で、1966年発売ということなので東海地区では誰もが知っているブランドなのではないかと思いますが、私にとってはしるこサンドの名はあくまで「名古屋のお菓子」という認識でした。それが今や「日本全国のみならず、アジア諸国にも販路を広げ」ているとのことです。

しるこサンドはビスケット生地の間に小豆あんが挟まったような三層構造になっていますが、「しるこサンドができるまで」ではどのようにこのような層を形作るのかについては明らかにされておらず、重要な企業機密となっているのかもしれません。素人でも何となく想像はできるかもしれませんが、均質に隙間なく層を作るのは実は一筋縄ではいかないような気もします。

なぜ急にこんな製品を取り上げたのかというと、単に急に食べたくなって買ってみたから、というだけです。あんがサンドイッチされた甘みのあるビスケットに軽く塩味がついていて、優しい甘じょっぱさが魅力的です。大袋だとついつい食べ過ぎてしまいますが、個包装なのでちょっとずつつまめるというのも嬉しいところですし、お値段も手頃です。こういう製品には末長く続いてほしいものです。