最近何度かSNSで目にすることがあった話題として、「昔はリコンファームっていうのがあったね」というのがあります。1990年代ごろまで一般的で必須と言われていたものですが、飛行機に乗る場合に航空券を持っていてもその予約の再確認というのが必要で、搭乗72時間前などの決まった期限までに航空会社の窓口に電話をしなければならなかった、というものです。この手続きのことを「リコンファーム」(reconfirmation = 再確認と呼んでいたのですが、情報処理技術の進歩によって現代ではほとんどの場合に不要になりました。

この手続きは航空会社によって義務付けられていたのですが、鉄道などでは昔から必要のなかったものが、果たして何のために必要だったのかと調べてみました。それは、鉄道などに比べて航空機では空席で運航することの無駄が非常に大きいということが原因となっているようですが、現代よりもさらに高価だった航空券を購入して、それでも乗らずに無断キャンセルするような人がそんなにいたのか、乗らなければ返金されていたのか、といったあたりも疑問になってきます。単にホテルのようにキャンセル料を取れば問題なかったのでは、という気もします。

All Aboutの「リコンファーム(予約再確認)とは?必要な航空会社と手続きの方法」というような記事を見たり、ChatGPTに聞いてみたりしても、どうも今ひとつ納得できないのですが、慣習となってしまっていたものですし、IATAの規制などの背景はあるようですが、今はもうほぼ廃れているものなので今さら深掘りしても仕方ないかもしれません。何はともあれ、そんな「昭和の無形遺物」も不要になって助かりました。面倒だったというよりも、「忘れちゃいけない」というのが心理的なプレッシャーでしたよね。