先日の同窓会の日、開始時刻までちょっと時間があったので駅ビルに入っている書店で時間を潰そうとウロウロしていたのですが、そろそろ店に向かおうかという時に書架に見付けてしまったのがこの本です。

メイキング・オブスター・ウォーズエピソード3シスの復讐
ジョナサン・W.リンズラー 村上 清幸 富永 晶子 矢地 雄
ソニー・マガジンズ (2005/07)
売り上げランキング: 564

その日がEpisode 3を見たすぐ翌日だったということもあって、見本を手に取ってパラパラとめくってみてすぐにレジに向かって歩き出してしまいました。200ページ以上に亘ってフルカラーで映画のシーンや撮影風景の写真、コンテなどの図版がふんだんに掲載され、撮影にまつわる話が日を追って記載されています。文章もかなりのボリュームがあり、ちょっとやそっとでは読み切れません。専門書を物色していた直後だったということもあって、これで2500円という値段がかなり安くお買い得に感じてしまったのですが、Star Warsファンであれば買っておいて損はしないのではないかと思います。

Star Warsの魅力というのはとても一言では言えません。その中でも特に、特殊メイクや各種メカというのはどうしても外すことがでいと思いますが、この本でもかなりのページを割いて取り上げられています。また、旧三部作ではあまり注目されていなかった要素として、ライトセーバーによる戦闘などの独特なアクションと、衣装の美しさについても語らずにはいられないところではないでしょうか。アート・オブ・スターウォーズ展で見たパドメ・アミダラのガウンは、間近で肉眼で見てその美しさに驚嘆してしまったものですが、そういった衣装にまつわる話もあるようです。

もちろん私もまだ全部読んだわけではありませんが、パラパラめくって写真を見ながら拾い読みをしているだけでも楽しめてしまいます。そういえばEpisode 4のレイアを意識してEpisode 3のパドメはちょっと不細工に演出されているなどという口の悪い人もいるようですが、この本に載っているNatalie Portmanがアップになった写真を見るとやっぱり綺麗です。ただ、今回は全体的に暗い映画でパドメの笑顔はほとんどありませんから、その影響が大きかったのでしょうね。