この冬からテレビCMなど盛んに宣伝が行われていたハウス食品の北海道ホワイトカレーですが、新しいもの、珍しいもの、変なものに目がない私はとても気になって仕方がなく、一度でいいから食べてみたいと思っていました。ルウタイプとレトルトタイプがあるのですが、レトルトカレーにはあまり興味が持てなかったのでルウタイプの方を試してみたかったのですが、「中辛」とされているために子供たちに食べさせられないのが問題でした。ところが先日買い物を頼まれてスーパーに行った際、特売の棚に置かれていたのを見付けてしまい、「買ってしまえば何とかなるだろう」とカゴに入れてしまったのですが、結局今日妻がルウを入れる直前に子供の分を別の鍋に取り分けるという面倒なことをして作ってくれました。
見た目は若干黄みがかってはいるもののクリームシチューをライスにかけたようにしか見えないので、子供も自分たちはカレーなのに親がそんなものを食べようとしているので混乱したようですが、漂う香りはシチューにはないスパイシーなものです。わかっているはずの私たちも、いざ食べようとしてスプーンを口に入れる段になって眼前に見えるものが普段見慣れたカレーとは違うものなので、かなりの違和感を感じてしまいました。
味の方はやはり普通のカレーとはだいぶ違うもので、中辛とはいってもルウに入った生クリームと、調理の際に入れる牛乳が効いているのかかなりまろやかなものになっています。またターメリックや唐辛子など色のつくスパイスが抑えられているためか、いつもとは違うスパイスがよく効いて若干クセのある味になってしまっているかもしれません。私はそう悪くはないとは思いましたが、「また食べたいか」という妻の問いに「もういいかな」と素直に答えてしまう自分がいました…
実際美味しくないわけではないのですが、このカレーに組み合わせるライスはぜひサフランライスにした方がいいのではないかと思います。見た目の色合いの問題もありますが、味の面でもその方が合うような気がしますので、これから食べてみようかという方にはぜひ、とお勧めしておきます。