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Lolipop!でPHPアップデート

そんな落とし穴があるなんてね。
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ライブドアブログアメブロなどプロバイダーが大々的にサービスしていたこともあって一時は猫も杓子も開設していたものですが、そんな謎のブームも去ってしまってから久しく、今どき個人でブログを書いているなんていう人もだいぶ少なくなったのではないかと思います。そんな中でもわざわざ自分でお金を払ってサーバーを借りて、自分でシステムをインストールしてブログを運営しているなんていうのはかなり奇特な部類でしょう。私はそんなうちの一人なのですが、どうしてこんな誰が読んでいるでもないブログを今でも書いているのかといえば、惰性というよりも「ここでやめたら負けだ」という意味不明な意地のようなものです。

ブログソフトウェアとして使用しているのはオープンソースであるWordPressですが、このソフトウェアはプログラミング言語としてPHPを使用しています。WordPressのバージョンはWordPress自体に自動アップデート機能が入ったのでどんどん自動的に更新されていくのですが(もちろん禁止もできます)、PHPのバージョンはサーバーによって決まるので自動的にというわけには行きません。これまで私が使用していたのはPHP 5.6というPHP 5の最後のバージョンだったのですが、すでに昨年セキュリティサポートも終わっていることから、最近WordPressからPHP 7に更新するよう促されるようになりました。

私自身が新しもの好きということもあって、基本的にアグレッシブにバージョンアップするのですが、PHPに限ってはそれができない事情がありました。

レンタルサーバーとしてはGMOペパボLolipop! レンタルサーバーをちょうど10年前になる2009年8月から、当時は「チカッパ」というサービス名でしたが、長らく利用してきました。このLolipop!ではユーザー専用ページの簡単な操作でPHPのバージョンを設定できるようになっているのですが、「PHP設定」という専用のサポートページまで設けられていて至れり尽くせりです。本来ならこの手順に従って簡単に切り替えられるはずなのですが、残念ながらバージョン変更後にデータベース接続エラーになってしまいました。サポートページにはまさにそのような場合はデータベースのパスワード形式の変更が必要とあり、丁寧にその手順も書かれています。しかしその通りにやってもうまくいかないのです。

そこで頼みの綱はGoogleということになりますが、いくつものブログなどがヒットするものの、「サポートページに書いてあった!」というだけのしょーもないものばかりで、助けになるようなものが見つからず、諦めてしまうのでした。実はこのようなことをこれまでに何度も繰り返してきたのでした。

ところが最近、私の中学校時代の同級生であり、私よりももっと高尚で有意義なWebsite Usability Infoというブログを、私と同じくLolipop!とWordPressを利用して運営している友人が、アップデートに成功したということを知りました。彼もしばらくアップデートできずに困っているということを聞いていたので、解決したのであれば問題は何だったのだろうかと尋ねてみると、その答えは意外なものでした。

曰く、「昔からLolipop!を使っているアカウントの場合には自分でパスワード形式の変更ができないケースがあるらしく、サポートに依頼してやってもらった」とのことです。そんなことがあるならそれもサポートページに書いておいて欲しいと思いつつ、私も早速問い合わせフォームから変更を依頼すると、ちょっとしたやり取りのあと、数日のうちにバージョン変更後のデータベース接続に成功することができました。迅速なサポートには感謝ですが、同じようなことで困っている古参ユーザーが他にもいるに違いない、ということでこうして記事にすることにしたのでした。まあこんな無駄に長い文を読んで役に立ててくれる人がいるかどうかは甚だ疑問ではありますが。

ただし実はバージョンアップすると管理ページでは問題ないもののブログページが真っ白になってしまうという問題があり、これはおそらく使用していたAtahualpaというテーマのせいだろうと思い、そろそれこれも古いので変えたいと思っていたところだったので、思い切って新しくWellingtonというテーマに変更し、無事に表示できるようになりました。今はまだこのテーマにほとんど手を加えていないのでかなりそっけない感じになっていますが、時間があるときにちょっとずつ変えていきたいと思っています。ちょっと今までゴチャゴチャしすぎていたので、すっきり見やすくできると良いのですが。

WordPress 2.2でつくる! 最強のブログサイト

上級編もあると嬉しいかも…って内容は一体?

ということで、フライト中に一番向いているのが読書なのかと思うのですが、本というのも結構重く嵩張るものなので、何を持つかというのは吟味しなければなりません。前回は後輩Mが貸してくれた「国家の品格」を読んでみたのですが、今回はつい先日発売された「WordPress 2.2でつくる! 最強のブログサイト」というのを発売日に勢い込んで購入したので、それを読まずに置いておいて機中で読むことにしました。

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結構な厚さがあるのでこれで往復持つのではないかと期待していたのですが、残念ながら読みはじめてみると非常に内容が軽く、関西空港までのはるかの中でもちょっと読んでしまったということもあって、2時間ほどでざっと読み終えてしまいました。といっても、Dan Kogai氏のような速読ではなく、単に斜め読みをしただけのことなのですが…

「内容が軽い」というとネガティブに聞こえてしまうかもしれませんが、これは単に入門的な部分が大半を占めるということだけではなく、文体が平易で読みやすいということでもあります。もともと入門書的な本であることはわかっていたことで、これまで何となく使ってしまっていたWordPressの基本的な部分からしっかり理解したいというつもりで購入したのでそれ自体問題はないのです。

また、読み終えたとはいっても、これでもうサヨナラというわけではなく、巻末の付録はリファレンスとして使えるものになっていますし、実際にWordPressを使いながら試してみたいという内容もあったので、それらはこれからもしばらく役に立つのではないかと思います。

日本ではプロバイダのブログサービスを利用するのが主流となっているので、これらのサービスでも使われているMovableTypeの方が広まっているのですが、アメリカでは既にWordPressがそのシェアでMovableTypeを圧倒しているということです。MovableTypeは基本的な使い方では静的なページを生成することになるので、エントリーが増えてきたときにテーマを変更するなどした際の再構築にかかる時間が馬鹿にならなくなってくる、というのが大きな問題でした。

その点WordPressはリクエストに応じて動的にページを生成するので、再構築という手順自体が存在せず即座に変更が反映されるというのが大きな利点となっています。これがWordPressが勢力を大きくしている理由の一つかと思うのですが、特に日本ではWordPressの解説書というものがあまりなく、英語のドキュメントを読まなければならないということが手を出しにくいということになっていたのかと思うので、こうした入門書が出てきていることで日本でも勢力図が変わってくることになるのかもしれません。