40.9°C例年より暑いと感じるのは気のせいではなかったようで…

今年は梅雨明けまでは気温の低い日が続き、雨の少なさもあってかなり過ごしやすい日々となっていたので、「今年は猛暑」との予報も信じることができず「冷夏なのではないか」などと言われていたものですが、8月に入る頃にはそんなこともすっかり忘れるような暑い日々が続いていました。今週東京にいる間も非常に暑かったので、都市部のヒートアイランド現象のせいかなどと思っていたのですが、自宅の方に帰ってきてもやはりその暑さは変わりません。

今日は昼過ぎに妻がテレビを見ているとニュース速報が流れ、岐阜県多治見市と埼玉県熊谷市で最高気温40.9°Cを記録したということが知らされました。ニュース速報で最高気温云々などということは効いた覚えがありませんでしたが、これが何と74年ぶりの最高記録更新だということを知り、改めてその暑さが尋常なものではないと思い知らされます。気象関係の各種記録を調べることができる気象庁のウェブサイトでは歴代全国ランキングなるものも見ることができますが、これによるとこれまでの最高は1933年に山形で記録された40.8°Cだったということで、今日はこれが同時に2カ所で0.1°C更新されたということになるようです。

40.9°Cということは健康な人の体温を超えて、ぬるめのシャワーくらいの温度にはなってしまっているわけですから、扇風機に当たっても汗の気化熱はあっても全く涼しく感じられず、逆に温風に当たるだけのように感じることになるのではないでしょうか。結局日本中では今日だけで12人もの方が熱中症など高気温が原因で亡くなっているということですから、ただ暑いというだけでは済まされない危険な状況になってしまっているのは間違いありません。亡くなられた方の多くは高齢のご老人ですが、中学生も1人亡くなっており、自分は若いから大丈夫とも言っていられません。

ここまで暑い日には熱中症の対策として無理をして屋外に出ず涼しい環境を確保し、十分な水分を摂取することが重要ですね。実は3日前に横浜に行った際、長男が途中から熱を出してしまっていたのですが、振り返ってみればあまり水分を摂っていなかったのでこれが良くなかったようです。まあウチの子の場合は一晩寝たらケロッと良くなったので肩すかしのようだったのですが…

私にとってはある程度以上暑くなってしまうとしんどすぎて違いがよくわからなかったりするのですが、汗をかく量が人並み外れているので水分もかなり必要です。我慢するなんていうことは考えられず、普段からガブガブと飲んでいるのであまり危険な状況に陥ることはないような気がしますが、汗ふき用のタオルが数時間で濡れて重くなるので鬱になりますね。周りの人には汗臭いだろうな、というのもありますし…来週辺りからは暑さもやや落ち着いて平年並みになるだろうということですから、数日間は覚悟と辛抱が必要ということのようです。