Softbank Mobile結局どこでも大差ないと思うのですが。

先日私の方は一足先にiPhone 3GSを購入して白戸家の人になっていたわけですが、それを見て刺激を受けたのかどうだかわかりませんが、妻の方もauの年割更新月を待たずに新しい携帯電話機を購入してソフトバンクに移行してしまうことになりました。

妻が携帯電話に求める機能はただ一つ、「鏡になること」。いたってシンプルな要求ながら、auのみで展開されている京セラ機のその機能を便利に使ってきた妻に満足できる鏡のあるものがソフトバンクの電話機にはないのでした。他に特にこだわるものはないということなので、それなら見た目の気に入ったものにすればいいのでは、と選んだのはこの夏の最新機種、934SH “mirumo”でした。

この機種の一番の売りは背面に大きく取り付けられた「メモリ液晶」というものを使用し微少な電力で常時表示を実現したディスプレイのようです。確かにポケットからサッと取り出したときにすぐ時計を見ることができれば便利だとは思いますが、これまでのものでもボタンを一つ押せば済む話ですし、このメモリ液晶がミラー調の背景にクリーム色の表示なのでコントラストが低いのが難点です。まあ、新しいデバイスを使ってみた、ということ自体が売りなのでしょう。

その他の機能もワンセグ、おサイフケータイ、Bluetooth、800万画素CCDカメラ、と何でも揃ったいわゆる全部入りのハイエンド機種なのですが、実はどれも妻には必要なものではないのでした。Bluetoothは我が家の車のカーナビが対応していてハンズフリー通話ができるようになるので使うこともあるかもしれませんし、800万画素は必要ないにしてもカメラ自体は使うのですが、何とももったいない話です。

結局、この高級機種を購入すると毎月の支払額が実質1780円ということなのですが、それは月々割を適用した場合の額であって、その24ヶ月分の総支払額は9万円にも達するのでした。契約の時にそう聞いて思わず怯んでしまいましたが、まあローンというのはそういうものですね。こわいこわい。

今回の妻の場合もMNPを使用したので電話番号は以前と変わらずに済んでいるわけですが、メールアドレスの方はさすがにどうにもなりません。私の場合は携帯電話のアドレスそのものではなく転送元のアドレスを人に教えるようにしているので、その転送先の設定を変えるだけでよかったのですが、普通の人はそういうわけにもいかないでしょう。そのためにソフトバンクでもS!電話帳バックアップEメールアドレスお知らせ機能というサービスがあるので、これを使って100人以上の人に連絡メールを送ることになりました。しかし、それ自体は簡単だったものの、「メールアドレスが変更になりました」というだけの事務的なメールなのにちゃんと返事をしてくれる人が非常に多く、贅沢にも急にモテモテになって困った、というような状態だったようです。

ということでめでたく夫婦でソフトバンクになったので、ホワイト家族24が適用になり24時間通話が無料ということになったのですが、もともとほとんど通話には使わない私もこうなるとトランシーバー代わりに気軽に使えてしまいますね。ショッピングセンターで別行動するときなども便利に使えますし、買い物の相談などで話が長くなっても全く気にしないですみます。まあそれはauの家族割+誰でも割でも同じなわけで、2年縛りを嫌ってそれは避けてきたのに結局iPhoneにつられて…前の電話機も2年以上は使ったんですけどね。