Ultra-Case東シナ海は深かった。

今週の月曜日のことですが、仕事で疲れて家に帰ると、机の上に何やら茶色い包みが…「これはひょっとして!?」これまでに自分で通信販売で買った物が届いてこれほど嬉しかったことはあまり記憶にありません。というのも、この商品は注文したのが7月の初めで、それから既に2ヶ月以上経っているからなのですが、本来注文から7~14日で届くことになっているのでした。さすがにこれほど時間が経ってしまうと既に諦めてしまっていて、まさか本当に届くものとは思っていなかったので喜びもひとしおといったところなのですが、これだけ遅れてしまったのは私の責任が大きいのです。

そもそも、発送通知メールが送られてきたのは注文から3日目のことでした。その時のメールには「7~14日で届くので、21日以内に届かなければPayPal注文時の発送先を確認するように」と書かれていましたが、まさかそんなことはないだろうとタカをくくっていたのでろくに確認せずにいました。しかし、待てども待てども荷物は届かず、ついに発送日から3週間が経ってしまったのです。この時初めてメールに書かれていた文面を思い出し、改めて住所を確認してみると…なんと、番地の部分だけが以前住んでいた独身寮の住所に入れ替わっているではないですか。それに気付いてから慌てて郵便局に駆け込み、そんな荷物は届いていないかと探してもらいましたが、残念ながら捕まえることはできませんでした。

仕方ないので「住所を間違えたから送り直して欲しい」と正しい住所を添えてメールを送ったところ、快く送ってもらえることになったのであとは待つだけ、と思っていたら、2~3週間して「なぜだか荷物が帰ってきたから送り直すか返金するか指示してね」ととぼけたメールがやってきました。まあ悪いのは自分ですし、全くペナルティもないので「前にも連絡したけど」ともう一度メールを送っておきました。しかしその後、「できるだけ早く送るよ」とメールが来たものの、一向に荷物が届く気配がないまま、まあどんな時でも気配など無いわけですが、3週間が経とうかというところで待つのも疲れ、良い勉強させてもらったかなと忘れようとしていたところで届いたので、机の上の包みを見たときには小躍りせんばかりでした。

と、長々と引っ張りましたが、届いた荷物というのはiPhoneに装着するカバーでUltra-Caseの製品です。私が購入したのはShiningというシリーズの赤で、iPhoneの背面をキャンディレッドの光沢ある素材で覆う形になるものです。Ultra-Caseには他にも数多くのバリエーションがあり、どれを注文しようかと迷ったのですが、まずは邪魔にならないものをとシンプルながら存在感のあるこの色にしたのでした。

日本円で1999円という価格なので万一失敗しても諦めが付くかなという価格なのですが、届いた製品は単純な作りながらそれほどチャチなわけでもありません。ただ、背面のアップルマークの部分が切り抜かれているのですが、iPhoneのマークとは微妙に中心がずれているのは残念なところです。それ以外の店では、簡単に外れてしまうこともなくしっかりとはまっていますし、気になる電波の感度低下もないようで、なかなかよい買い物だったのではないかと思います。何より、快く送り直してくれたその対応に感動してしまい、思わずお礼のメールを送ってしまいました。

ということで大変満足してしまった私ですが、調子に乗ってもう一つ別のデザインのものを買ってみようかなどと思っています。今度はもうちょっと凝ったものにしようかと思うのですが、残念なのは「シールを貼ったときに映えるだろう」などと考えて白いiPhoneにしてしまったことで、どのカバーも黒いiPhoneの方が似合いそうなのです。Carveなんて派手だけど良いんじゃないかな、などと思っても…