2709WFP人目を気にしてはいけません…

ソフトウェアエンジニアという職業柄、勤務先でも多くの時間をPCの前で過ごしているのですが、そのPCとの接点となるのはキーボード、マウスとディスプレイです。これらはなるべく自分にあったものを使った方が効率が良く疲れにくいということで、キーボードはHappy Hacking Keyboard、マウスはExpert Mouseという自前のものを持ち込んで使用しているのですが、ディスプレイに関してはなかなかそういうわけにもいきません。いっそのこと5年前に購入した自宅のDell 2001FPを持ち込んでしまおうかとも思いましたが、さすがにそんなことをしている人は一人もいません。といっても、私が最初にHHKを持って行った頃には自前のキーボードなんて誰も使っていなかったような気はしますが。

しかし、その職場のPCのモニタも今日リプレースされて、DellE2009WFPという20インチのモデルになりました。ドット数が1680×1050ドットというワイドスクリーンなのですが、これまでは17インチで1280×1024ドットのものを使用していたので縦が若干短くなってしまいました。画面サイズが大きくなったとはいえ、プログラマにとっては縦の長さも大事だと思うのでできれば4:3のモデルにして欲しかったのですが、今はもうワイドのものばかりなのですね。まあしかしこのモニタも2万円台で買えてしまうというのだから驚きです。私が2001FPを買った時なんて…

それはさておき、実はもう半年ほど前なのについ書きそびれてしまったのですが、自宅のモニタとして同じくDellの2709WFPというのを購入していました。これは名前からもわかるのですが、27インチワイドで1920×1200ドットのフルHD液晶のモデルです。「110%の色域」、「3000:1のコントラスト」、「6 ミリ秒の応答速度」、「400cd/m2の輝度」などなど謳い文句が並んでいますが、そういった売り文句だけではあてにならないので、いつものように2ちゃんねるなどの評判を見て決めました。

今は26インチでも2万円台のモデルなどもあったりしますが、そういった廉価モデルのパネルにはTNタイプのものが使われているのに対し、この2709WFPではVAタイプのパネルが使用されているので、謳われているような広い色域や高コントラストが実現できているわけです。そもそも私が大きなディスプレイが欲しいと思う一番の理由は映画を大きな画面で観たいということなので、映像を美しく見られるということは重要な要素です。かといって10万円以上もするような高級なモデルには手が届きませんので、この2709WFPというのはちょうど手頃なところにあったわけです。

ということで2709WFPには満足しているのですが、じつは映画を観るとき以外はサブ画面となってしまっています。というのは、以前から使用してる2001FPのピボット機能を使用して1200×1600の縦画面として、ここにブラウザをフルスクリーンで表示して使用すると実に快適なのです。バカバカしいほど縦に長く広い画面ですが、文章を表示すると読みやすく、普通は紙を縦にして使用することを考えると理に適っているのではないかと思います。ふと客観的に自分の机を見ると巨大なモニタが2台並んで陣取っていて、一体これで何をやっているのやらという感じですから、他人にはなかなか理解されないでしょうね…