ハートいつまでも若くはないということなのか…

明日から9月ということで、ついに全国の小中学生の夏休みは終わりということになります。兵庫県ではこの春の新型インフルエンザで休校になった影響や、この先の流行を見越して先週一週間補習授業が行われたりしているので、既に宿題の提出などは終わってしまっていたりするのですが、それでも補習は午前だけだったということもあってまだ夏休み気分は続いていたようです。

一方私の夏休みは2週間前にとっくに終わっていたわけですが、その連休明け初日、勤務先で健康診断がありました。大きな職場なので健診も何ヶ月も掛けて順番に行われるので仕方ないとはいえ、何も休み明けにあたらなくてもいいではないかと恨めしく思ったりもしましたが、前の晩から絶飲食というのを忘れて何か食べてしまうのではないかというのが心配でした。結局、それはなんとか思い出して問題なかったのですが、今回は思わぬところで引っ掛かりました。

というのは、私は若い頃からデジタル式の血圧計が苦手で、どういうわけか高い数字になってしまうので、いつも聴診器をあてながら水銀柱を見るという昔ながらの方法で計測し直してもらっていました。そうするとちゃんと正常範囲内に収まるので、問診などでも「機械の合わない人がいるんだよねえ」ということで済まされてきたのでした。しかし今回はアナログでも同じように高いということで、「血圧計を購入して毎日計測し報告すること」と命じられてしまいました。

血圧計というのは単に血圧を測定する機械でしかないにも関わらず実に様々な機種があって、ピンからキリまで値段も幅広く、どれを買ったらいいものかさっぱりわかりません。しかし、とりあえず正確なのは上腕式、余計な機能はいらず血圧さえ測定できればいい、メーカーではオムロンが信頼できそうだ、ということでAmazonでよく売れているらしいHEM-762という機種を購入してみました。

さすがにお年を召した方が主な利用者層と想定されているので、使い方は実にシンプルで迷うところは一切ありません。腕に巻く「カフ」の向きさえ間違えなければ、管を繋いで電源を入れ、「加圧」のボタンを押すだけです。だいたい操作するものが大きな二つのボタンだけだというのが必要十分で良いです。上位の機種になると過去の測定結果を記憶してグラフ表示してくれたりするようですが、そんなものは紙に記録すれば済むもので、それくらいの意志を持って測定しないと血圧を下げようという意識に繋がらないのではないでしょうか。

まあそれはともかく、いったいこの測定結果は正確なのでしょうか? これが正確なのだとすると、私は結構な高血圧だということになってしまいます。しばらく記録を続けてみて、安定しているようならやはり医者に相談に行かなければなりません。高血圧症というのは自覚症状がないのが恐ろしいところでもあるので、なんとか気付いたところで早めに対処したいものです。タバコも酒も飲まないので油断していましたが…