これでもう大人になるまで持つかな。
みなさんは何歳くらいまで両親と一緒に寝ていたでしょうか? また、お子さんが何歳になるまで一緒に寝ていたでしょうか? 私自身は自分の両親と一緒に寝ていた記憶はほとんどなくて、7歳まで住んでいた社宅の寝室にあった壁掛け式の扇風機をおぼろげに覚えているだけなのですが、その社宅にいる時に二段ベッドを買ってもらったはずなので、小学1年の時には両親と別の部屋で寝ていたのではないかと思います。
一方、私の長男は今月11歳の誕生日を迎えるところなのですが、つい先日まで一緒に寝ていました。寝室のダブルベッドの横に布団を1枚敷いて、私と誰かが布団に寝るという状態です。といっても子供が一人で寝られないからというわけではなく、単に子供用のベッドを買っていなかったからなのですが、ついつい先延ばししているうちにこんなに大きくなってしまい、布団に2人で寝るのもかなり窮屈でした。早いところ何とかしないといけない…と私はずっと言い続けていたのですが、最近ようやくあるきっかけで購入に踏み切ることができました。そのきっかけについてはまた書きますが、それがなかったらまたいつまでズルズルいっていたのかと思うとゾッとするばかりです。
しかし、いざ購入するとなっても二段ベッドというのは選択肢があるようでなかなかなくて、家具店などで見てもあまりピンとくるものがありません。そんな凝ったデザインのものが欲しいというわけではなくて、極力シンプルでいてしっかりした造りのものが欲しいというだけなのですが、そういう需要はあまりないのか応えてくれるものがないのです。私の大好きなIKEAにも二段ベッドはあるにあるのですが、どうも頼りないものばかりです。楽天にもかなり品揃えの良い家具店がありますが、ファンシーなものが中心で「これだ!」というものはないのです。
結局いろいろ迷った挙句、インターネット以前からたまにお世話になっているディノスにあったシンプルな「多段ベッドシリーズ 2段ベッド」というのを注文しました。そこそこいい値段していますが、この柱の太さが安心感に繋がります。またマットレスもディノスで買おうと思ったのですが、こちらは納期がかなりかかってしまうとのことだったので近所のジャスコで3つ折りのものを購入しました。3つ折りとはいえマットレスを2つも積むと車の中はいっぱいになってしまいましたが、納期に余裕が無い時は実店舗が安心ですね。
ベッドの方は注文から2週間ほど後の指定した日に、佐川急便で届きました。二段ベッドとなると6個口にもなってしまいますが、コンパクトでフラットな梱包になっていて、パッと見ではそれが2人分のベッドになってしまうとは思えません。組み立ても実に簡単で、一段一段は4辺の板を組み合わせて金具を挿し込み、4隅を1本ずつボルトで固定するだけです。上下の接続も金属のダボを挿し込んで上下それぞれをボルトで固定するだけで、簡単すぎて本当に大丈夫なのかというくらいですが、造りはしっかりしていてぐらつくこともありません。ベッドの枠板自体もかなり密度の感じられるもので、期待通りです。ところどころに接着剤が飛んでいて、そこに紙が貼り付いてしまったりしていますが、日本製の高級家具との違いはこういう所にあるのでしょうから仕方ありません。
ということで、組み立て上がった二段ベッドは子供たちのお気に入りのスペースになったようです。ちょっと狭い子供部屋なのでベッドがかなりのスペースを占めることになってしまいましたが、そういうタイト感が子供には心地よかったりしますよね。おかげで子供たちも自分たちから進んでこのベッドで寝てくれるようになりました。またこのベッドは1段目の下にも高さ45cmの空間があるので、場所を占有するだけでなく物を収納するスペースを確保できるのが良いところです。片付かなかったおもちゃなども、箱に入れてベッド下に押し込んでいけばなんとかなりそうで助かります。簡単だったとはいえ組み立てには汗だくになってしまいましたが、その甲斐もあったというものです。