あえてここに来る日本人は少ないようですが。
今日はクリスマスイブですが、サンタクロースにもレゴのセットをお願いしている次男の希望で今日はLegoland Floridaに行ってきました。デンマーク発祥のブロック玩具のレゴをテーマにしたテーマパークであるレゴランドはもともとデンマークのビルンという町に1968年にできたということですが、その後世界各地にできています。日本には2015年に名古屋地区に出来る予定とのことですが、フロリダにもともとあったCypress Gardensというテーマパークを改装して昨年Legoland Floridaとしてオープンしたのでした。
最初はこういう経緯を知らなかったのでどうしてこんな辺鄙なところに作ってしまったのかと思っていたのですが、テーマパークが集中しているオーランドからはちょっと離れたところにあって、オーランドからはOrlando Premium Outlets Vineland Ave.を発着する有料シャトルバスに乗っていくことができます。バスは開園1時間前の9時と閉園30分後の5時半に出発する往復1便のみですが、乗ってしまえば1時間で着いてしまいますし、料金も1人たった$5なので、事前予約は必要ですが、オーランドからレゴランドに行くなら誰でも利用すべきではないかと思います。
ちょうど開園直後に到着しましたが、原色で塗られたレゴらしい入口ゲートや、レゴで作られた大きな”WELCOME”の文字などを見ると早速気分が高まります。中に入っても巨大なレゴの像が迎えてくれて、その先には季節柄ということで5mほどの高さのレゴで作られたクリスマスツリーもあり、レゴランドならではの雰囲気が楽しいです。
基本的に小さい子供向けのテーマパークなのでアトラクションにはそれほど期待していませんでしたが、最初に乗ったThe Dragonはローラーコースター型のライドですが、まず最初に城の中に作られたレゴの像を見て回るエリアがあり、これらの像の出来具合が見事なのでそれ自体も楽しむことができました。このほか、園内にはあちらこちらにレゴ像が据えられていて、それらを見つけるのも大きな楽しみです。またSafari Trekというアトラクションはレゴで作られたサファリの動物たちの像の間を縫って走るライドですが、これらの動物が非常にリアルで見応えがありました。
また、レゴランドといえば世界各国の名所や有名建造物をレゴで再現したミニランドが名物かと思いますが、ここフロリダではMiniland USAとしてアメリカ国内各地の名所を再現する形になっています。たしかにアメリカ人にはこの方がわかりやすいのかなあという気もしましたが、仮に日本のレゴランドが日本の建物だけだったとしたらやっぱり物足りないような気がします。とはいえその再現具合は非常に緻密で、やはり見応えはたっぷりです。
さらにもう一つ嬉しかったのは、このミニランドの一角がStar Wars Minilandとなっていて、Star Warsの映画の名場面の再現や直径1mほどもありそうなMillenium Falcon、等身大のDarth VaderやR2-D2、Darth Maulのレゴ像が並んでいて、私のようなレゴ好きStar Warsファンにはたまらない展示になっているのでした。これは先月公開されたばかりということで、良いタイミングで見ることができました。
ということで、入場者のほとんどが幼児を連れた家族でしたが、私達もそれなりに楽しむことが出来ました。オーランドから離れているせいもあってアトラクションにもあまり行列する必要がなく、たいてい15分も待てば乗れてしまうような状況なので並び疲れずに済みます。もちろんレゴが好きでないと気分も盛り上がらないでしょうが、自然も残された中にレゴらしい可愛さの設備ができていて、気分よく一日を過ごすことができました。