PNY LEGO USB Flash Driveレゴのピースの中で最も高い?

明らかに子供向けおおもちゃなのに、大人の私もたびたび欲しくなってしまうLEGOですが、先日発売されたThe Tumblerには参りました。The Tumblerというのは映画のダークナイト3部作バットマンが乗る車ですが、もともとメカとしても私は好きだったのを極めて忠実にLEGOで再現していて、$200という価格に辛うじて踏みとどまっているような状態です。今はVIPメンバー先行発売の段階のようなので、もう少ししたら一般市場に出回るようになるのではないでしょうか。

それはさておき、もうひとつ最近発売されたのが、フラッシュメモリデバイスのPNY TechnologiesがLEGOと提携して作ったLEGO USB Flash DriveというUSBメモリです。容量は16GBと、今となっては特に大容量というわけでもなく、どこかのノベルティでも貰えそうなサイズですが、なんといってもその形状が最大の特徴です。LEGOのブロックの中では最も基本的と思われる、2✕4のブリックと同じ大きさで、ノブをスライドするとUSB端子が出てくるようになっており、さらにキーホルダーに付けるためのストラップホールも付いていますが、上下はそのまま他のブロックと組み合わせることができる互換性を持っています。

私は普段はこれにタイヤなどを付けておこうと思っていたのですが、実は思わぬ落とし穴がありました。このブロックの下面に他のブロックを付けてしまうと、USB端子を出すためのノブが操作できなくなってしまうのでした。結局それはどうにもならないので諦めて、下に平たいプレートを付けてノブが動かないようにだけして、キーホルダーに付けておくことにしました。

ということでなかなかうまく行かないものですが、私にとっては十分に画期的な製品でした。USBドライブなんていうものはもうすっかりコモディティ化してしまっていて、こうでもしないとわざわざ買おうとは思わなくなってしまいましたから、メーカーも色々考えなければなりませんね。私もUSBドライブ自体は他にいくつも持っていて買う必要はないといえばなかったのですが、メーカー直販で送料込みで$10と安くなっていたのでついつい…今は$13するようなので、それだとひょっとしたら我慢していたかもしれません。なお、”with BONUS LEGO BRICK”などと有り難そうに書かれていますが、実際に付いてくる2✕4のブリックは単価30セントのようです。というか、単品でも買えるんですね…