Mint気持ちいい〜

ミシガンに来て何が一番良かったか、日本に帰る時に何が一番辛いかといって私が一番にあげるのは夏の涼しさです。渡米して間もない一昨年の6月には40℃に達するようなこともあり、真冬は-20℃以下になるのにこの寒暖の差はいったい何かと思ったものですが、昨年はそこまで暑くなることもなく、今年は泳ぎに行くのもままならないような涼しい夏となってしまいました。人一倍暑さに弱い私にとっては快適この上ないわけですが、さすがに農作物などにも影響が出そうですし、あまり良いことばかりではないだろうと心配しています。

ところで、そんな暑いのが苦手な私は以前からメンソールの効いたシャンプーやボディーソープを好んで使用しています。日本にいるときは行きつけの散髪屋さんが夏になると仕入れてくれる「冷シャンプー」が強い刺激で非常に気に入っていたのですが、それ以外にはなかなか良く効くものがありません。洗顔フォームでは「薬用フェイシャルウォッシュ EXアイスクーリングジェル」というなかなか効くものがあるのですが、ボディーソープなどでは良い物が見当たらないのはなぜでしょう。また、日本ではそんな状況ですが、なぜかアメリカではそれ以上に良い物がありません。

それならいっそ自分で何とかできないものかと思い調べてみると、買ってきたシャンプーやボディーソープにミントオイルを混ぜれば良いということが分かりました。しかしそれではミントオイルを買ってこよう、と思っても近所の薬局などでは見当たりません。そしてしばらくそのまま忘れていたのですが、ふと先日「Amazonで売っているのではないか」と思い付き調べてみると、そんな物いくらでもあるではないですか。日本ではこんな「ハッカ油」として売られているようです。

ハッカ油P 20ml【HTRC3】

ということで早速購入し、試しに買ってきた安いボディーソープにミントオイルを混ぜてみることにしました。ネット情報では「100mlあたり10滴」というのが適量とされていましたが、こんなビンから1滴1滴チマチマ出していられない、というか逆さにしても1滴も出てこなかったので中ぶたを外してしまい、適当に、やや多めに入れて、容器の蓋を閉めて一生懸命振って混ぜました。

そして実際に使ってみると、期待していた通りによく効きます。私はもう丸刈りにしてしまっているためシャンプーと使いわける必要もないので頭もこれで洗い、体も洗ってみましたが、シャワーを浴びた後はちょっとした空気の流れも涼しく感じられて、なかなか快適です。冷シャンプーにも負けない効果だと思いますが、ベースのボディーソープの香料とマッチせずにミントの香りが浮いてしまっているのは仕方ありません。本当は無香料のボディーソープを使用すると良いそうですが、そんなものは普通に売っていないのではないでしょうか。

ちなみにバスタブに浸かる際に数滴垂らすのも効果があるようですが、先日「ハッカ油は超危険」なるエピソードもありましたので、何でも適量というものがあるのでエスカレートしないようにしなければなりません。