好きな人は好きなはず。
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私もちょうど3年ほど前に「S&B 四川風ラー油」というものを紹介していますが、ちょっと前に日本には「花椒ブーム」「シビ辛ブーム」が到来していたようです。今はだいぶ落ち着いているようですが、そのブームの名残でいろいろ花椒も一般化したようで、その中に桃屋の「しびれと辛さががっつり効いた麻辣香油」という製品があります。他社からも類似品が色々出ているようですが、自宅近くのスーパーで見かけるのはこの桃屋の製品のみなので、これが先駆者なのか覇者なのかということでしょう。

ちょうど10年前には「辛そうで辛くない少し辛いラー油」というものが大流行して売り場の棚から消えるほどでしたが、今では潤沢にあるので、日本の人の流されやすさに呆れつつもそれなりに定着しているということなのかと思っています。この製品は「辛そうで辛くない〜」で確立された「食べる調味料」というジャンルのものですが、オリジナルに対し花椒を加えて唐辛子の辛さも増したものということのようで、名前に「がっつり効いた」とある通りなかなか辛く、花椒のシビレも結構効いています。実を言うと「辛そうで辛くない」には物足りなさを感じていたので、この麻辣香油には大変満足しています。今のところ朝食時にご飯に乗せて食べるというのが主な使い方になっていますが、もちろん麻婆豆腐などに混ぜても美味しいでしょう。ただ、そのまま食べたときに美味しいようになっているので、なにかに混ぜるのはもったいないような気もします。

なお、今の時点でオンライン価格463円とありますが、私が先日店頭で購入したときには安売りで200円を切る価格になっていて、入れ替えのためなのかもしれませんが仕入れ価格はいったいいくらなのかと勘ぐってしまいます。まあ安く買えるに越したことはありませんが。