確かに雰囲気あり。
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数年前に駅の地下街にカルディができて以来、自宅で飲むコーヒーはほとんどカルディで購入するようになったので、だいたい2週間に一度くらいの頻度で店に行くようになっているのですが、カルディにはコーヒーよりも他の食品のために行っているという人も少なくないのではないでしょうか。食品のバラエティストアのような感じで私もいつも商品を見て回るのを楽しみにしているのですが、先日小倉あんバターを探している時に見つけたのが「ぬって焼いたらカレーパン」という商品でした。

あとで検索してみると一部界隈では話題となっていたようです。これも小倉あんバターのようにトーストに塗るものですが、焼いたあとで塗るのではなく、塗ってから焼くことでカレーパンのような味と食感が楽しめるというものです。半信半疑ながらそれほど高いものではないので試しに買ってみたところ、思いの外カレーパンのイメージが再現されていて、なかなか美味しくて驚きました。

もちろん本当のカレーパンの中身のようなものはどこにもありませんが、塗ったものを焼いたところがカレーパンの衣のようにカリカリした触感になり、また辛くはないものの各種スパイスが効いていてしっかりカレー味がします。ただ、1枚のパンにも結構な量を塗ることになるので、食パン8枚塗れるかどうかというところではないかと思います。

なお、この製品はバターやマーガリンのようなものかと思いきや、主原料はショートニングなので開封後も常温での保存が可能とのことです。私も気づかずについ先程まで冷蔵庫に入れていましたが、慌てて出してきました。まあそれで大した害はないのではないかと思いますが、結露から水分が混じって劣化するということはあるかもしれません。またショートニングというとトランス脂肪酸による健康への影響を懸念される向きもあるかもしれませんが、一般の日本人の食生活ではそれほどの量を摂取することはないでしょうから問題ないと思います。

ということで、さすがに揚げたてのカレーパンの美味しさに敵うものではありませんが、朝の食卓で簡単に食べられるというのは嬉しいことです。我が家ではしばらくリピートすることになるのではないでしょうか。