今、スーパーなどの売り場から米がなくなっているようです。温暖化の影響で昨年の収穫量が減っていたことと、昨今の小麦価格の高騰でパン食から米食に切り替えた人が増えたことが要因とされているようですが、本当でしょうか。
本当にそれほど収穫量が少なかったなら、今になってわかるようなことではないのではないかと思ってしまいます。微妙に足りるか足りないかぐらいだったということなのでしょうか。
また、パンの値段が上がったと言っても、たかだか10%程度のことではないでしょうか。それだけを理由に主食を切り替えるなんていうことは自分なら考えられません。主食が違えばそれに合うおかず類も変わってくるでしょうから、それは生活習慣を変えるということになり、それは結構大きな決断になります。
結局、マスコミがコメ不足を煽ることで価格が上がり、仕入れが減っているということではないのかと私は疑っています。あるいは、影響されて買い占めや過剰な買い置きをしている人がいるということなのかもしれません。農水大臣の会見では
主食用米の需要は、年々減少傾向にある中で、年間の需要量702万トンに対する民間在庫量の比率を見ると22.2%となっており、これは平成23年や平成24年の同時期とほぼ同水準であることから、新米の出回りまでに必要な在庫水準は確保されていると認識しています。このため、先日の会見でも申し上げましたが、現時点で主食用米の全体需給としては、ひっ迫している状況であるとは考えていません。
と述べられており、これが嘘でない限りあるところにはちゃんとあるはずなので、皆落ち着いてほしいものです。