今年は自民党の総裁選が行われるということですが、岸田現総理が再出馬しないことから10人以上の候補者が出ると言われており、かつてない盛り上がりを見せているようです。ここの候補者については触れませんが、自民党総裁は自民党が与党である限り首相になるわけで、この人が首相というのは困るのではないかという人もいたりして、ちょっとヤキモキしてしまいます。自民党員ではない私たちが投票できるわけではないのでどうこう言っても仕方がないのですが、ぜひまともな人を選出してほしいものです。
この陰で、立憲民主党の代表選も行われるそうです。自民党の総裁選の話題に埋没してしまうことを恐れているというような報道もありましたが、あの人達は本気でそんな事を言っているのでしょうか。というのも、私には旧民主党時代から数人の持ち回りでやっているようにしか見えないのです。今回も過去に代表を務めていた人が立候補を表明しているようですが、そういうことではどうにも白けてしまって盛り上がりようもないのではないでしょうか。
まあどちらについても一般の人が投票できるわけではないのですが、この代表選の結果を大きく左右する票を持つ国会議員は私たちが選んでいるわけで、日本の首相も間接的には自分たちに責任があるので人ごとというわけには行きません。とはいえまともな代表を選んでくれる人かどうかを国会議員選挙のときに意識するのは難しいですよね。
今回、自民党総裁候補について数名調べてみたのですが、私より若いような候補者でも選択的夫婦別姓や同性婚合法化に反対していたり、その逆にお年を召した人でも先進的な傾向にあったり、若ければいいとか、若い人のほうが私たちの感覚にマッチしているというわけではないのだと知りました。夫婦別姓も同性婚も当事者以外には何ら不都合はないはずなのに、どうして反対するのか本当に訳が分からないのですが、反対する人は本気で日本の秩序が乱れるなどと思っているのでしょうか。反対するのは頭の凝り固まった老害だけだと思っていたのに、これはちょっとしたショックでした。
なにはともあれまともな人が選ばれてほしいと思いますが、だいたい普通の人は政治家になろうなんて思いませんよね…なんて言ったら怒られるでしょうか。