今年のお盆休み、私の勤務先では10連休となっているのですが、今日でちょうど前半が終わってしまいました。最初の3日は本当に何もせず近所で過ごしたのであっという間に終わってしまったのですが、昨日今日は妻と二人で隣の鳥取県、皆生温泉への小旅行に行ってきました。
皆生温泉は鳥取県の西端にある、鳥取県第二の街である米子市にあります。関西方面からは鳥取自動車道と山陰自動車道が整備されてきているおかげで、米子自動車道経由との冗長化も整ってきて、米子までの交通の便も良くなってきました。鳥取道と鳥取県内の山陰道は無償なので、鳥取市経由のほうが若干時間はかかるものの通行料金は安上がりになると思います。なお、山陰道のはわい・大栄東伯間は2026年度開通予定なので現在は一般道経由になりますが、再来年にはさらに便利になるということで楽しみです。しかし、今回見た感じではまだまだ時間がかかりそうに思えましたが、大丈夫なのでしょうか。
なお、この温泉は日本海に面した海岸沿いにあります。そのため、夏休みの時期は海水浴客でも賑わうようで、私達がホテルに到着した時にも海から上がってきてホテル前で砂を落としたりしている水着姿の家族連れの姿が見られました。海水浴と温泉の両方が一箇所で楽しめてしまうというのはなかなかお得ではないでしょうか。私達は海水浴はしませんでしたが、早朝のウォーキングで海岸沿いを歩き、日本海から上る朝日を見るというのもいい体験でした。
また、夏休み期間中には皆生温泉の海岸で毎日ミニ打ち上げ花火が行われていて、わずか3分間の小規模なものですが、間近で見ることができるのでそれなりに楽しめると思います。私達の部屋にはルーフバルコニーが付いていたので、そこから見ることができました。
残念ながら今は温泉街というのは無くなっているようで、散策して温泉地ならではの風情を楽しむというようなことはできませんが、好みの旅館・ホテルでのんびり過ごすというのもいいのではないでしょうか。