昨日のニュースになりますが、SONYBlu-ray、MD、MiniDVの生産終了を発表しました。MDMiniDVはもう需要も収束していてむしろまだ作っていたのかというくらいですが、Blu-rayに関しては私もつい先日プレイヤーを購入したところなのでちょっと早すぎるような気はしますが、すでに採算ラインは割っているということなのでしょう。もちろんその原因はインターネットでの配信がメディアとして主流になってしまったことです。

今回生産終了となったこれらのメディアはいずれもSONYが生み出した規格のものなので、生みの親としての責任からこれまで生産を続けてきたのかと思います。私自身はMiniDVについては子どもが小さい頃、このブログも始める前にデジタルビデオカメラを購入したことがありますが、どうも動画撮影というのがなじまず大して使わないうちに埃を被らせてしまいました。

MDについてはこれより古い規格ですが、発売されたのは私がすでに大学生になっているときだったので、私はカセットテープからポータブルCDプレイヤーを経由して、CDタイプのMP3へ移行したため購入の機会はありませんでした。しかし3歳年下の弟はかなりMDを活用していて、私はそれを横目に見ながら「でも音質良くないしな」などと思っていましたが、コンパクトなのと曲の入れ替えができるのはちょっといいなと思っていたのでした。

Blu-rayは結局普及しきれずに終わってしまったような感じですね。1層で25GB、2層なら50GBと大容量なのはいいですが、そもそも録画メディアとしてはソース側のプロテクトが厳しくなってしまって、録画するものがないという事になってしまったように思います。再生専用のメディアとしては最初に書いたようにインターネット配信とサブスクリプションが一般的となってしまったことで、早々と役目を終えたというか失ってしまったような感じです。

企画の開発と普及のためには膨大なリソースが注ぎ込まれているはずで、Blu-rayに関しては果たして回収できたのだろうかと疑われますが、マイナーなまま終わってしまう規格も数多ある中ではまだいいのでしょうか。