普段Excelを使うような仕事をしていない人には全く伝わらないと思いますし、使っていてもどうとも思わない人が多いのだろうなとは思いますが、私はExcelの改ページプレビューが大嫌いです。

といっても、本来の目的で、改ページ位置を確認するために使うのは問題ありません。なぜか常に改ページプレビューで表示して、大きく「1ページ」とか表示されたままの状態で人に見せるというのが信じられず、許せないのです。それが1人や2人ではなく、ほとんどの人がそうするようになってしまっているのが私の職場で、共有されているファイルでそうなっていた時はその都度標準表示に戻しているのですが、他の人は何とも思わないようです。となると変なことにこだわっている私が悪いような気もしてしまいますが、でかでかと「1ページ」と表示されていたらその上の文字が見にくいというのは誰でも同じではないでしょうか。

そもそもなんでもかんでもExcelを使うというのも嫌いで、一時話題になったExcel方眼紙やネ申エクセルと呼ばれるようなものだけではなく、普通の文書を書くのにExcelを使うというのも理解できません。しかも、文章の行ごとにセルを変えて書いていて、改行位置を手で調整しているという人も普通にいて、訳がわかりません。そんなことはWordなら自動的に調整してくれるのではないでしょうか。まだセルを連結したり、テキストボックスを配置して、複数行をまとめて書いているのなら理解できないこともありません。

それはともかく、なぜ改ページプレビューを使いたいと思うのでしょうか。社内で聞いたことはないのですが、何の目的で改ページプレビューを使うのか、しかも印刷したりPDFにするための資料というわけでもないのに、本当に謎です。私もそれなりに発言力のある立場になってきたので、はっきり言ったほうがいいのでしょうか。調べてみると同じように疑問に思っている人はある程度いるようですが、印刷するものでなければやはり意味がなさそうなので、この風潮は早く廃れてほしいです。