この記事を書いている日に各種ウェブサイトのニュースを流し読みしているとき、「祝砲当たり新郎死亡 トルコ」という時事通信の記事の見出しが目にとまりました。時事通信が伝えるニュースにしてはちょっとバラエティっぽさがあるなと思いながら記事を読んでみたのですが、その内容は見出しの通りのものでした。トルコで行われた結婚式からの帰宅途中の新郎が、祝砲として放たれた銃弾に当たって亡くなってしまったということです。

日本人の感覚からするとツッコミどころが多数ありますが、まず祝砲というのは本来は空砲で行うべきものです。ここで取り上げられている事件が、うっかり新郎に向けて撃ってしまったというものなのか、それとも上空に向けて撃ったものが落ちてきて偶然新郎に当たってしまったというものなのかわかりませんが、前者であればもうどうしようもない話です。しかし後者だとしても、映画などで荒くれ者が景気づけや威嚇のために上に向けて発砲する場面がありますが、その上空に向けた銃弾はその後同じような速度でまた下に落ちてくるということを忘れてはならないのではないでしょうか。大気との摩擦熱で弾丸が燃え尽きるなんていう速度ではありませんよね。

この加害者は逮捕されたようですが、庭から無許可の拳銃が2丁見つかったというのもどういうことなのかよくわかりません。Wikipediaにはトルコでは拳銃の所持に明確な理由が必要と書かれていますが、庭から見つかるということは隠し持っていたということでしょうから、その明確な理由もなさそうです。祝砲のためにそんな隠していた銃を持ち出してしまうというのもよくわかりませんね。

記事によると「同国北部の黒海沿岸地域では、結婚を銃声で祝うのが習わし。」とのことですが、続けて「先週も結婚式前の祝砲で被弾した男性1人が死亡、2人が負傷し、式は中止されていた。」とあり、そんな危険なことが習わしになってしまっているというのも不思議です。しかし今回はよりによって亡くなったのが新郎ということで、新婦はいったいどう気持ちの整理をつけたらいいのでしょうね。周りもいったい何と声をかけたらいいものでしょうか。