今週もまたTSUTAYAで半額クーポンが発行されているので、George Clooney, Brad Pitt, Julia Roberts, Matt Damon, Andy Garciaといった錚々たる面々がキャストに名を連ねる映画、Ocean’s Elevenを借りてきて観ました。続編のOcean’s Twelveも同時に借りてきましたが、それを観る前に前作を観ておかなければということでした。

オーシャンズ11 特別版
オーシャンズ11 特別版

posted with amazlet on 05.11.13
ワーナー・ホーム・ビデオ (2005/06/24)
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さすがに豪華なキャストでの布陣だけあって、実に華やかな映画となっています。舞台がLas Vegasだということもありますが、三大カジノの売り上げが納められた、鉄壁の守りで固められた金庫を襲うという相当現実離れした壮大なストーリーに対して、役者が負けていません。特にBrad Pittが首謀者の右腕という悪者の役を実に渋くカッコ良く演じていて魅力的でした。Julia Robertsがヒロイン的存在ではあっても脇役で、あくまで主役は11人それぞれが個性的な魅力を持つ泥棒達ですね。

最初はこんなに役割の違う11人がどうして均等に分け前を得られるのだろうとも思いましたが、それぞれがしっかりと重要な役を担っていて、誰か一人が抜けたり裏切っては成功しないのですよね。首謀者、発案者でありリーダー的存在のDanny Oceanと、間抜けっぽい運転手役のVirgil & Turk Malloyの兄弟が平等というのは腑に落ちないような気もしますが、映画でも一人一人がしっかりと描かれています。

犯罪行為をカッコ良く描いてしまうことはそれを助長するようなものだとして批判を浴びてしまうことがままありますが、Las Vegasのカジノというもの自体が我々にとっては非現実的なので、それを真似しようなどという者もそうはいないでしょうね。銀行の金庫でもこれだけ厳重な警備で固められたものはなかなかないでしょうが、金の延べ棒が大量に保管されているという実際の日銀の金庫などは一体どういう警備になっているのか興味が湧いてきますね。一般公開もされているようですが、さすがにこれは現在使われているものではないでしょう。

続編があるので盗みが成功裡に終わるということは予想できているのですが、私も観ながらついつい「うまく行ってほしい」と見守るような気持ちになってしまいました。このまま今夜にでも続編を観たいと思います。