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コンフィデンスマンJP -ロマンス編-

最後まで気が抜けません。
💴

今まであまり邦画は観なかった私ですが、長澤まさみが気になって仕方がない今日このごろ、ついに「コンフィデンスマンJP」を観に映画館へ行ってしまいました。実は現在上映中の作品の中で「キングダム」にも楊端和の役で出演しているのでどちらを観ようか迷ったのですが、長澤まさみの魅力がより発揮されているのはこちらだろうと、主演作でもある本作を選んだのでした。

この作品はフジテレビのドラマ「コンフィデンスマンJP」の映画化作品となっていますが、テレビドラマも一話完結となっているので、映画自体も設定が共有されているだけでストーリー的な繋がりは強くないようです。私はテレビの方は観ていませんが、それでも特に問題はなかったのではないかと思います。邦画の場合はこういうドラマを映画化したものが少なくないので、普段テレビを見ない私はテレビで見ていることを前提にされてしまうと困りますが、本作は大丈夫でした。

Confidence man、詐欺師一味が主人公という、道徳的にどうなんだという気がしないでもありませんが、一応義賊的なポリシーを持っていて一般庶民から巻き上げるようなことはしないようです。華麗な詐欺のテクニックがこのシリーズの見どころになっているのでしょうが、最後に騙されているのはいったい誰なのか、真実はどうなっているのか、観客もいろいろ想像を巡らせながら観なければなりません。

主人公のダー子を演じているのが長澤まさみですが、本作はダー子のロマンスがテーマになっているということで、冒頭からコメディらしくない色気のある映像となっています。その相手は三浦春馬演じるジェシーですが、なぜか日本人離れした雰囲気がありました。なお、ここで出てくるカメラがPENTAXなのを私は見逃しませんでしたが、まあどうでもいいことです。

本作では何度もどんでん返しがあるのでどれが真実なのか常に疑念を抱きながら観なければいけないのですが、最後はなかなか痛快です。いくつか伏線は張られているので、これはどういう意味を持っているのだろうかと考えながら観るといいでしょう。ただ、テレビドラマの特別編のような位置づけだからかもしれませんが、映画館で観なくてもテレビで観れば十分のような気がしてしまいました。なかなか面白かったのですが、そのように感じてしまうのはなぜでしょうか…

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American Made

これが実話とは。
American Made

1991年のクリスマスにソビエト連邦崩壊するまで、それぞれソ連とアメリカを中心とする東西国家の間では冷戦状態となっていたわけですが、その裾野ではKGBCIA (中央情報局)による各種工作合戦が繰り広げられていました。その中で実際にあったことをもとにしたという映画「バリー・シール/アメリカをはめた男」を観てみました。

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実話をもとにした話ということで、主人公は邦題にもなっているBarry Sealという、1970-80年代のアメリカで暗躍した実在の人物で、Tom Cruiseが演じています。私はまったく予備知識を持たずに観始めたのですが、メデジン・カルテルコントラサンディニスタ民族解放戦線という中米の組織がいろいろ関わってくるので、これらについて何らかの知識を持っておいた方がより楽しめるかもしれません。また、CIAのほかFBI (連邦捜査局)、DEA (麻薬取締局)、ATF (アルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局)といったややこしいアメリカの捜査組織の職掌についても知っておくとちょっとだけ面白いでしょうか。

作品はあくまで実話を「もとにした」もので、脚色として事実から変えてあるところもいろいろあるようですが、Barryがアーカンソー州のMenaという田舎町の空港を拠点として麻薬の密輸を行っていたことは事実のようです。当初の作品名はずばり”Mena”としようとしていたそうですが、それはさすがに直接的すぎるのでやめたということでしょうか。現在5000人余というMenaの町の住人にはちょっと複雑ですよね。なお原題が”American Made” (アメリカ製)というのに対して、「アメリカをはめた」という邦題では大胆不敵な人物をイメージさせてはいますが、私が見たところではアメリカを騙したわけでも、国に陥れられたわけでもないようで、ちょっと印象操作になっているような気がします。

ということで、作品自体も1980年代風の映像となっていて、そういう面でもいろいろ楽しめたのですが、あまり人が死んだり痛い目に遭う直接的な描写がないというところも良かったです。私はどうも暴力描写が苦手なので極力避けて欲しいと思うのですが、それがリアリティだと思う人もいるようなのが困ったものです。いやしかし、ここ数年でTom Cruiseがだいぶ好きになってきたような気がします。

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Ocean’s Eight

華がありすぎる…
Ocean's Eight

もともと1960年の映画である「オーシャンと十一人の仲間」のリメイクとして2001年にGeorge Clooneyら当代の人気俳優を集めて豪華に作られたのが「オーシャンズ11」でしたが、その後「オーシャンズ12」「オーシャンズ13」と3作目まで作られたのが2007年、それぞれ大人気となりましたが、やはり3作続けるとダラダラしてきてしまうのと、シリーズを通して参加していたBernie Macが急逝したこともあって打ち切られたのですが、その後さらに10年の時を経て、シリーズの主人公だったDanny Oceanの妹Debbieを新しく主人公に据えて、「オーシャンズ8」が製作されることとなりました。

やはり華やかさが身上のシリーズですので、今度のキャストも大変豪華です。主役のDebbie Ocean役はSandra Bullock、相棒のLouにCate Blanchett、セレブリティのDaphne Kluger役にAnne Hathaway、ファッションデザイナーRose Weil役はHelena Bonham Carter、そしてハッカーのNine Ballは歌手のRihannaが演じるという具合で、これまでのシリーズに負けないスター揃いとなっています。本作では特に中心的存在のSandraとCate二人の美しさとカッコよさが際立っていました。

また、犯罪の舞台となるのが華やかなMet Galaということで、数多くのセレブリティがカメオ出演を果たしています。ここですべての名前を上げるのも難しいくらいなのですが、こちらの記事にある通り、俳優、レポーター、作家、アスリート、ミュージシャン、ファッションデザイナー、ファッションモデルなどなどという具合で、Serena Williamsなどは台詞もありました。

こういう具合で出演者の華やかさばかりに目が行ってしまいがちですが、このシリーズの売り物の一つである犯罪の手口の鮮やかさも、これまでのようなダイナミックさには欠けるものの、女性らしく華麗で見事です。また、観客にも見えないところでソツのないところもこれまで通りで、その種明かしも楽しいところではないでしょうか。ただ、冒頭で出所直後のDebbieがいろいろちょろまかすところは真似する人が出てこないかと心配になってしまいました。まあさすがにそんな手口では現実ではうまくいかないのかもしれませんが。

ちなみにNine Ballが劇中ではPCにトラックボールを接続して使用していましたが、KensingtonExpert Mouseビリヤード9番ボールを使用しているようでした。これが名前の由来ということになっているのかもしれませんが、私も職場で使っているトラックボールはこの前の世代のローラー式のExpert Mouseに9番ボールを使用しています。しかし、劇中で使われている黒いExpert Mouseは光学トラッキング式になっているので使えないと思うのですよね。どうでもいいウンチクですが、なんでも創業者がビリヤード好きでボールの大きさをビリヤード球に合わせたということなので、ピッタリ合うのですけど。

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