ITmediaビジネスの「「残業キャンセル界隈」名乗る若者が増加中…… 上司はどう向き合うべき?」という記事が話題となっているようです。「残業キャンセル界隈なんで」と言って仕事が残っているにも関わらず定時退社してしまう若者が増えているという話ですが、「界隈」という言葉のおかしな使い方は置いておくとして、実際にそのようなことになってしまっているのでしょうか。
私の勤務先も昔はだいぶ「ブラック」だったので、一時期は夜10時のチャイムが「定時」で、そこからちらほら帰り始める人がいて、残業する人は12時過ぎまで、という今振り返ってみれば相当に異常な状態でした。時間外就業時間は毎月100時間以上だったのではないかと思いますが、もちろんサービス残業も当たり前だったので、私は正確な時間を把握していません。
それも今は昔というか、色々あったので会社の風土もだいぶまともになって、働き方改革の波もあって定時退社でも引け目を感じる必要はなくなりました。ただし、それには「やることをしっかりやっていれば」という前提条件が付きます。
ただ、私は仕事の成果に対して報酬が決められるべきという考えなので、与えられた仕事を終わらせずに退社してしまうような人の評価は下がり、残業はしなくても他の人よりも高い成果を出している人の評価は上がり、残業していたとしても並の成果しか出せないのであればそれなりの評価に留めるべきだと思っています。ちょっと極端な言い方をすれば、残業しなければいけない人は能力を時間で補っているだけ、ということです。
しかし、会社から見ると残業して仕事をこなしてくれる人のほうが効率がいいので、そういう人にどんどん仕事が回されてさらに残業せざるをえなくなるという悪循環かもしれません。なので私はできるだけ効率を上げて時間外就業はほどほどにするように心がけていて、平均よりも少ないのではないかと思いますが、それでもゼロにすることはできません。本当は制度上はマイナスでもいいはずなのですが、そんな人はさすがに見たことありませんね。

