先日も記事にした通り、今大阪のなにわの海の時空館アート オブ スター・ウォーズ展が行われているのですが、ようやく都合がついて観に行くことができました。ちなみに、ちょうど長男が風邪で寝込んでいるため、一人で観に行くことになりました。

展示物は実際に映画を制作する上で使用した衣装や模型、アイデアの元になったいくつかのデッサンや模型、イメージ画などで、スターウォーズの世界がどのように創り上げられたかを知ることができるものです。展示は映画の公開順に、それぞれの作品事に別けられているのですが、入り口を入ってまもなく登場するStar DestroyerやMillenium Falconの巨大な模型にまず圧倒されます。これらの模型は映画のスクリーンでは判別できないような細かい部分まで緻密に作りこまれていて、その作業にはかなりの手間がかかっていることがわかります。こういった部分で手を抜かないことで、重厚な映像を作り上げることができるのでしょう。

その後もいろいろな展示があって飽きることなくスターウォーズの世界に浸ることができ、非常に幸せなひと時を過ごすことができましたが、個人的に強く印象に残ったのはパドメ・アミダラの美しく特徴的な衣装の数々と、実物大のDroidekaの迫力がありながら整った造形です。アミダラ女王のドレスやガウンには非常に美しい刺繍や石が使われていて、スクリーンやブラウン管で見るよりも一層感動的なものです。またDroidekaの方は幾何学的な美しさがあり、ドイツ製の文房具などにある機能美のようなものを持っているように感じました。私の家にも置いておきたくなってしまいました。

また、会場ではこのスター・ウォーズ展の図録が2000円で販売されているのですが、224ページフルカラーで展示物の写真がおそらく全て掲載されていて、また興味深いエピソードも満載なので非常にお買い得ではないかと思います。私は迷わず購入しましたが、私のあとで見本を手に取った人はすぐに置いていってしまいました…

なお、今回のスターウォーズ展の入場券と、市営地下鉄・ニュートラム・バスの一日乗車券とOTS線の往復券がセットになった「アート オブ スター・ウォーズ展1dayチケット」というものが発売されており、片道で元が取れるので、電車でいかれる方は利用されてはいかがかと思います。ただし、定期券売り場での発売になっているのですが、日曜祝日は梅田か天王寺でないと開いていないようなので注意が必要です。私はこのチケットの存在を弁天町の駅で知ったのですが、弁天町の窓口は開いておらず、仕方なく梅田に戻って購入しなおしました。それでもまだ安いくらいお得なセットです。