2001年から続いていたインターネットの掲示板サイト「スラド」が昨日1月31日をもって閉鎖する予定だったのですが、当日になって方針を転換し、受け入れ先を募集することになったとのことで、まだ当面は細々と生きながらえることになったようです。

現在も続いているアメリカのSlashdotの日本版として開設されたスラッシュドット・ジャパンが元となっていますが、2015年に本家と袂を分かって「スラド」となり、ドメイン名も現在のものとなりました。ニュースを題材にコメントを投稿して盛り上がる掲示板サイトで、開設当初はインターネットのユーザーが技術系に偏っていたこともあって、話題も技術的なものが多く独特の雰囲気がありました。

2001年ということは今から23年も前ということになりますが、私は開設されて間もない頃に登録したので400番台という若いIDを持っているものの、特に「スラド」になった頃から全く見なくなってしまっていました。その最大の理由はSlashdotだったのにsradになってしまったこと、LじゃなくてRなのか、というしょうもないことかもしれませんが、すでに古臭くなってしまっていたのも間違いありません。

今回の延命処置でうまく行ったとしても大幅に新しくなるようなことはないでしょうから、ほんの一時的なものになってしまうのでしょうね。以前はそれなりに楽しませてもらいましたし、役に立つコメントもあったのですが、いかんせん時代遅れですね。