2023年はTwitterがついに破壊された年でした。近年サードパーティアプリを締め出したり収益化がうまく行かないことでちょっとおかしな雰囲気になっていましたが、2022年にElon Muskに買収されてからは伝統の青い鳥さえ追い出して名前を”X”に変更したり、とにかくいろいろありましたが私はTweetbotが使えなくなったときにTwitterはほとんど見なくなってしまったということもあってよく覚えていません。特に収益化プログラムが始まってインプレッションに対して収入が得られるようになってしまったため、インプレッション稼ぎのスパムツイートが溢れて酷いことになっているようです。

このTwitterからの避難先にはいくつか候補があって、日本で一番知られているのはInstagramと強く結びついているMetaThreadsでしょうか。広く使われているInstagramのアカウントを持っていればそのまま利用できるので敷居が低いというのがいいのだと思いますが、おすすめのフィードでもTwitterとはだいぶ雰囲気が違うように感じるのは私がフォローしている人種が違うからでしょうか。

また、日本ではあまり一般的ではないと思いますが、現在世界的にシェアを広げているのが分散型SNSのMastodonだと思います。従来の中央にサーバーがあってみんながそこに接続するというのとは違い、色々な人が運営しているサーバーがたくさんあって、それが相互に接続しているというものですが、その自由さがTwitterからの反動もあって受けているのでしょう。Threadsも将来的にはこのMastodonなどのネットワークであるFediverseに参加することが計画されているので、相互に接続されてフォローなどできるようになります。

避難先のもう一つの候補は、Twitterの共同創業者であるJack Dorseyが関わっているBlueskyです。BlueskyはTwitterにとても良く似たユーザーインターフェースを持っていて馴染みやすいのではないかと思いますが、緩やかに拡大するために招待制を取っていたためにまだユーザー数が多くありませんでした。しかしそれが昨日、とうとう一般公開されて招待が不要となりました

しかし実は、私は以前招待いただくことができてすでに登録していたのですが、積極的に招待してもらおうとしていなかったためにちょっと出遅れて、TwitterやInstagramでいつも使っているIDがすでに他の人に取られてしまっていたために意欲を失って、ほとんど利用していません。しかもそのIDを取った人はこれまで全く投稿していないようなので、それなら譲ってくれればいいのにと思ってなおさら醒めてしまいました。たかがIDですが、されどIDなのです。

まあ、SNSもたくさんあってそんなに使い分けることもできないので、結局私はMastodonをIvoryで使うというのがメインになるのではないかと思います。あとはフィードを眺めるにはThreadsがいい感じなのでこれを見てたまに投稿するくらいでしょうか。