2021年にDALL-Eが登場したときにはまだ実験レベルで一般にはまだそれほど話題にはなっていませんでしたが、2022年にDALL-E 2MidjourneyStable Diffusionが揃ったところでAI画像生成は一気に認知されるようになりました。今ではだいぶ一般的なものになり、広告などにも使われるようになっていますし、本物の写真との見分けが難しくなってきています。

画像生成には強力な並列演算能力が必要なので、高性能なGPUがないと一枚一枚の出力にだいぶ時間がかかってしまうことになります。私は現在そういうPCを所有していないので、昨年は一時期Google Colabをちょっとお金を払って利用して、Stable Diffusionを使って遊んでみたりもしましたが、やはりもっと手軽に楽しみたくて、手元に高性能なPCが欲しくなってしまいます。

ここでようやくという感じなのですが、GoogleからImageFXという画像生成AIツールが発表されました。Imagen 2という画像生成モデルを使ったものだそうですが、手軽にプロンプトを変更しながら生成できるというところが特徴のようです。

現時点ではアメリカ、ニュージーランド、ケニア、オーストラリアでのみ利用可能となっていて、その他の国ではGmailアドレスを登録してウェイティングリストに載せてもらうところまでで、居住国でサービス開始されるときに連絡が来るまで待つということのようです。あんまり待たされると冷めてしまいそうな気もしますが、しばらくは楽しみにしていたいと思います。