2日続けてGoogleのAI関係の話題になりますが、Google Maps生成AIを活用した機能が導入されるとのことです。まずはアメリカでローカルガイドに登録しているユーザーからとのことですが、徐々に世界展開されることはまず間違いないでしょう。

具体的な機能は普通に想像する範囲だと思いますが、たとえば「サンフランシスコのビンテージな雰囲気のところ」とか「雨の日のアクティビティ」というような形で問い合わせると、それにマッチした場所を提案してくれるということです。イラストを描いてくれるというのも凄いですが、こちらの方がAIの有効で、あるべき使い方のような気がします。

Google Mapsはお店選びの非常に便利なツールですが、いいお店を見つけるには少々コツが要ります。私はその点でうまく使いこなしているようで、友人知人にもお店選びに間違いがないと思われています。しかし、それがAIで誰でも同程度に使いこなせるようになるとしたら、評価の高いお店と低いお店とで格差ができることになるかもしれませんが、結果的には淘汰によって全体のレベルアップにも繋がるのではないでしょうか。評価される側にとっては厳しい世界になりますが、正当な対価が得られるようになるならいいことでしょう。

ただ、このAIのお勧めも基本的にはユーザーのレビューがベースになるので、精度の高い情報を得るためには積極的で、かつ正確な評価が必要になります。Google Mapsは情報を得るだけで評価や編集をしたことがないという人が多数だと思いますが、自分が便利に使うためには他の人のために情報提供することも必要ではないでしょうか。不満のはけ口のように低評価ばかり付ける人がいるのも事実なので、そこをどう捉えるかというのも難しいところなのですが。