昨日、東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランド日本を拠点とするディズニークルーズの事業を展開することを発表(PDF)しました。

アメリカ駐在の日本人の間では、贅沢な休暇の過ごし方としてクルーズ船は人気で、私達も一度カリブ海クルーズを体験しました。詳しい話はこのブログに書いていますが、まさにすべてが非日常の体験で、金銭面だけでなく贅沢というのはこういうものなのだろうなと実感したものです。

私達が乗ったのはRoyal Caribbean Internationalという会社の船でしたが、日本人の特に小さい子供がいる家庭に一番人気があったのはやはりDisney Cruise Line(ディズニークルーズ)でした。ディズニークルーズでは船内にディズニーキャラクターがいたりキャラクターショーがあったりするというだけでなく、ディズニーらしい手厚いもてなしも人気のポイントだったと思います。ただその分他社より若干高額でした。

そのディズニークルーズが日本でも2028年度の就航を目指すということですが、14万トンで乗客4000人という大型船での就航は果たしてうまくいくものでしょうか。評判の高いディズニークルーズのノウハウを、東京ディズニーリゾートで成功しているオリエンタルランドがうまく活かすことができれば成功間違いなしというような気もしますが、気になるのは倹約を美徳とする日本人の金銭感覚に合うかどうかというところです。私がクルーズ船で改めて実感したのは無駄と贅沢は表裏一体ということですが、ディズニーの集客力があれば大丈夫なのでしょうか。