実は私のマウンテンバイクはもう一年近く前からパンクした状態で放置してしまっていました。去年の初夏のある日、会社から帰宅するために漕いでいたところ、徐々に後輪の空気が抜けてきて、自宅まで1kmほど残したところでついに走れなくなってしまいました。結局その日は軽いとは言っても10kg以上ある自転車を持って、残りの道を歩いて帰るハメになりましたが、仕方ありません。

実はその2〜3週間前にも一度タイヤチューブを換えたところだったのですが、その時の作業ミスで翌日にパンクしてしまい、もう一度チューブを交換したところでした。それだけ短期間に続いてしまうともう一度、という気になかなかなれず、放ったらかしになってしまっていたのです。2回目の交換の時に1本多めにチューブを購入していたので、交換が必要になってもすぐに対応はできたのですが、大した作業ではないものの手が汚れるということもあって億劫になってしまいます。

といいながら今年も春を迎え、太陽が暖かく感じられる季節になってきたのと、長男が自由に自転車に乗れるようになったこと、妻用に次男も乗せられるママチャリを購入したことで、私の自転車を直せばみんなでサイクリングに出掛けられる、ということでようやく決心をしてパンク修理に取り掛りました。実際に作業を始めてみるとあっけないもので、水を張った洗面台に空気を入れたチューブを浸して穴を見付け、その穴の周囲をヤスリで荒くして、セメントでゴムパッチを貼り付ける、という作業はものの10分ほどで終わってしまいました。最初にタイヤをホイールからずらしてチューブを外すのが一番面倒ですが、それも何度かやっているので2,3分のことです。

パンク修理キットが10年以上前に自転車を購入した時に付いてきたものなので、ちゃんと穴を塞ぐことができるのかが心配でしたが、今のところは一応大丈夫なようです。こんな作業も自転車屋に頼めば数百円で数分の間にやってもらえるものですが、自分でやるとちょっと不安は残りますが、その分ちょっとした満足感が得られるものです。基本的に自分でできることは自分でやらないと気が済まない質の私ですが、一方面倒くさがりで飽きっぽいところもあるので、人に頼むのはイヤなくせに手を付けるまで時間がかかるのが問題、と自覚しています。何とかならないものでしょうか…

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