Dustin Hoffmanがカメオ出演
どうも最近落ち着いて観ていられなくなってしまい一人でDVDを観るのも久しぶりになってしまいましたが、映画館で予告を観たときから面白そうだと思っていたのにだいぶ前に借りたままPCに入ったままになっていた「ホリデイ」をようやく観ることができました。Cameron DiazとKate Winsletが主演のラブ・コメディ作品ですが、ラブコメというのは誰も肉体的に傷付いたり酷い目に遭うことが無く安心して観ていられるのがいいですね。最近はハラハラドキドキに弱くて…とすっかり老人のようなことを言ってしまいます。
ストーリーを簡単に言ってしまうと「恋人に裏切られて痛手を受けた二人の女性がホームエクスチェンジで互いに新しい環境で休暇を過ごし、その2週間の間にそれぞれ素晴らしい相手を見つける」というものです。それを言ってしまってはすっかりネタバレではないかと思う方もいらっしゃるでしょうが、予告を観るだけでもこれだけのことはわかってしまうので問題ないと思います。これを知っていてもなおどういう状況で新たな出会いがありどういう展開を迎えるのかについてはわかりませんから、十分楽しむことができるはずです。実際私も楽しく観ることができました。
このストーリーを特徴づけているのは何といっても「ホームエクスチェンジ」だと思いますが、互いの自宅を期間を区切って交換して滞在するというこれは欧米では歴史のあるもので決して特別なものではなく、さらに日本でも利用されつつあるらしいということに少々驚きです。私もこの映画で興味を覚えましたが、一体どういう相手と交換することになるのかもよくわからず不安ですし、何らかの詐欺的行為や犯罪に巻き込まれることなどもないのかと余計なことを色々考えてしまい、すぐに利用したいとまでは思えません。それでもホームエクスチェンジを普及させようとしている人にとってはいい宣伝となったのは間違いないでしょうね。
この作品の主役は先に挙げたCameron DiazとKate Winsletなのですが、それぞれの恋の相手となるJude LawとJack Blackもそれに準じる大役です。このJude Lawがちょっと格好良すぎるのではないかと思うのですが、イギリスのダンディーなハンサム役にはまさにピッタリと言えます。また個人的にはSophieとOliviaの役の二人(Miffy EnglefieldとEmma Pritchard)がとても可愛くてもっと映って欲しかったのですが…まあ仕方ありません。
それにしても皆それぞれ仕事を持ち様々なしがらみがあるというのにロンドンとL.A.との間で遠距離恋愛などしてしまって、この人たちは一体どうするつもりなのでしょうか。映画のお話ですし、後先考えない恋愛というのも往々にしてあるものなのですが…まあ全く要らない心配なのでこれはすぐに忘れることにします。