長男が幼稚園で仲良しの友達のお母さんが眼科医をされていて、つい最近私の家の近所にあるご主人のご実家の病院内に眼科を開設されたのですが、まだ良く知られていないため患者が少ないと言われていたので、緑内障の検査をしていただこうと行ってみました。

実は一昨年の職場健康診断で眼底検査をしてもらった時に「緑内障の疑いがある」との結果が出たため、近所の別の眼科を紹介してもらって受診したのですが、「多分大丈夫だと思うけど、心配だったらまたしばらくしてから来てみたら」というようないい加減な結果だったので、今一つ不安を抱えていたのです。緑内障といえば最悪の場合失明に至る恐しい病気であり、また40代以上の人の17人に1人が患っているという一般的な病気でもあるため、疎かにすることができません。早いうちから治療を始めておけば症状も軽く、殆んど影響なく済みます。

病院自体は設立35年ということなので、それなりに実績のある病院でちょっと古さもある建物なのですが、眼科の方はさすがに開設から1月も経っていないため診察室に入った途端、新しい病院のようでした。設置されている機器も当然最新鋭のものばかりで、以前行った方の別の眼科とは隔世の感ありといった感じです。眼圧の測定も今日は測定器が風を当てて測るものでしたが、前回は手持ちの機械の先端に付いたゴムのようなものを直接眼球に押し当てられました。眼底写真も撮影したのですが、さすが最新鋭、ポラロイドなどではなくデジタルで即座に先生の席のMacで見ることができるため、何度も撮り直せて拡大も自由自在、検査も捗ります。

眼底の様子は緑内障に似てはいるけれども決定的ではなく、緑内障かどうかは結局視野が欠けているかどうかで判断することになるということで、視野の検査もしましたが、これも全自動です。検査器に頭を固定して中央の赤い点を見つめたまま、周囲に光る点が見えたらボタンを押すというものですが、これが非常に疲れます。瞬きをすれば当然見逃してしまうので、カッと目を見開いたまま、視線を逸らさずに周囲に気を配るというなかなか神経を使う検査です。結果は「初めてなのにうまくできましたね」という訳のわからぬお褒めの言葉を頂きましたが、視野に欠損はないとのことで安心しました。

前回とは違って今回はしっかりと検査してもらえたのでほっとしましたが、検査代もしっかりかかってしまいました。さすがに知り合いだからといってまけてもらえるものでもないので仕方ないのですが…

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