Terminator: The Sarah Connor Chroniclesいくらなんでもこのままでは消化不良もいいところ。

この週末、土曜の晩から日曜に掛けて一人自宅で留守番をしていました。こんなことは滅多にあることではないのですが、自分の好きなように過ごせるといってもどこかに遊びに行くでもなく、これといってやりたいことがあるわけでもなく、急に言われてもどうしたらよいものかという感じでした。結局、いつものようにTSUTAYAでDVDを借りてきて観ることにしたのですが、ちょうど最近「ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ」のシーズン2後半のレンタルが始まっていたのでこれを観て過ごしました。

ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ 〈セカンド・シーズン〉 コレクターズ・ボックス1 [DVD]
ターミネーター : サラ・コナー クロニクルズ 〈セカンド・シーズン〉 コレクターズ・ボックス2 [DVD]

私がシーズン1を観始めたのは今年6月のことだったのですが、その後何だかんだで続けて観てしまい、シーズン2の前半まで観たところでお預けを食らっている状態でした。このシリーズに限らず海外TVドラマ作品のいいところは、40分強という時間で区切られているためちょっとした空き時間に観ることができるということだと思うのですが、微妙にいいところや謎を残した状態で1話が終わるので後を引くのも困ったものです。この週末はついつい8話も観てしまい、最期を見届けてしまいました。

相変わらずCameronことTOK715型Reprogrammed Terminatorが良い感じです。マシンならではの無表情な冷たさと時折見せる可愛らしさのコントラストはツンデレ系の魅力で、オジサンはすっかりやられてしまいました。最後は無残な姿になってしまいますが、実はまだ続きがあって…と言いたいところなのにそう言えないのが非常に悲しく残念です。

というのも、シーズン2の成績が良くなかったからと製作のFOXがシーズン3の打ち切りを決めてしまい、私たちは続きを観ることができなくなってしまったのです。このシーズン2のラストはいかにもこれからますます面白くなりそうな終わり方だっただけに、実に悔しいです。Catherine Weaverと彼女が率いるZeiraCorpの狙いはいったい何なのか、そして彼らに襲いかかるのはいったい何者なのか、非常に気になるところです。せめてノベライズでもしてもらえると嬉しいのですが、それもまた叶わぬ夢でしょう。

また、ターミネーターシリーズの映画化権を持つThe Halcyon Company破産というニュースもあって、ターミネーターの続編の製作も危ぶまれていたりするそうですが、一方で今月からフジテレビ系列の土曜ドラマ枠での放映が始まるということでもあり、なんとかシーズン3が復活しないものかと期待してしまいます。とはいっても何となく観る人を選ぶドラマであることは間違いないと思うので、実際には難しいのでしょうね。せいぜいSummer Glauには他の作品で活躍してもらうのを楽しみにしていましょうか。