はなまるうどん「うどん」を感じることもほとんどなくなってしまっていますが。

新年早々昨年の話題で恐縮ですが、大晦日の昨日は実家から弟一家と一緒に街へ出て、母から子供たちへの遅ればせのクリスマスプレゼントを買いに行ってきました。長男はもうおもちゃを欲しがる歳でもないので、本人ですらプレゼントには毎度困ってしまうところなのですが、結局は本を数冊買ってもらって満足しているようです。次男の方は欲しかったラジコンカーを見つけて、こちらも楽しんでいるようです。まあ本人達が満足しているのであればそれが何よりですね。

さてその買い物の前にみんなで昼食にうどんを食べようということで丸亀製麺へ向かったのですが、店に着いてみるとなんと休業日となっていてがっかりしてしまいました。まあ大晦日で閉まっている店もチラホラとありましたので仕方ないのですが、あの店内で打っているうどんは他店とは別格の美味しさですからね。閉まっているものはどうしようもないので他へ行くしかなかったわけですが、ちょうどすぐ近くにはなまるうどんがあるのを見つけていたので、皆ほとんど迷わず店内へ吸い込まれて行きました。

うどん一本で勝負しようとしている丸亀製麺と比べるとうどんそのものでは敵わないのですが、はなまるうどんの方はメニューの豊富さで若干上を行っています。その中から何を食べるかというと、私の場合は暑いか寒いかでほとんど決まってしまうので、寒かった昨日はかま玉にするつもりで注文に向かいました。ところが店内の掲示で11月から「かま玉フェア」なるものを開催中で、期間限定で「5種のチーズかま玉」と「明太かま玉」の2種類を販売しているとのことでした。これらはどちらもそれぞれ魅力的でしたが、明太かま玉であれば丸亀製麺でも食べることができるので、今回は「5種のチーズかま玉」を試しに食べてみることにしました。やはりこういう珍しいものには食いつかずにいられないのが私です。
5種のチーズかま玉
かま玉は茹で上がり直前のアツアツの麺を使う必要があるので、新たに茹でるための7分間席に着いて待っていると、ポスターの写真よりは若干少なく見えるもののほとんどそのままの、普通のかま玉の上に細かく刻まれたチーズが盛られて届けられました。早速添えられたコショウをたっぷり振ってまんべんなく混ぜ合わせると、うどんの熱でチーズが溶けて非常に美味しそうに絡み合いました。これは見た感じもまるでイタリアン、薬味のネギもチャイブか何かのようでした

食べてみても見た目通り、まるでカルボナーラのようでした。特に振りかけたコショウの香りが効いていて、和風なものは何一つ残っていないかのようです。ただ麺がうどんであるため、パスタに比べるとコシが強いというところだけが変わっているだけで、全く違和感はありません。カマンベールパルメザンその他5種類のチーズが使われているということですが、これには全くクセがなく、高い香りと強いコクでとても美味しく食べることが出来ました。ただ、クセがないとはいってもかなり香りは強いので、特にチーズ好きな人でないと最後まで食べ切るのは厳しいかもしれません。

ということで、この商品は期待以上に美味しかったのでぜひともレギュラーメニュー化してもらいたいところです。チーズの賞味期限が問題かもしれませんが、売り切ることが出来る数量に限定するなどでも良いので、検討してもらえないでしょうか。それがもしも実現したら、私ははなまるではチーズかま玉しか食べないということになってしまうかもしれません。でも5種だったのを3種にデグレードさせるなんていうことは避けてもらわないといけませんね。