Back To The Future何度観てもやっぱり面白い。

私はこちらミシガンに来てから、週の半分ほどは昼食に妻の作ってくれる弁当を食べているのですが、そうでないときは職場の日本人メンバーと連れ立って車で15分くらい走って食事をしに行っています。昨日もそうして同僚Kくんの運転する車に乗って店に向かっていたのですが、その途中すれ違ったのがあのDe Lorean DMC-12でした。さすがにもう30年も前の車なので古さは隠せませんし、性能も大したことはないのですが、唯一無二といって良いステンレスボディの輝きと平べったさには目を奪われます。第一、他のどの車とも見間違えようがありません。

しかし、この車を有名にしたのが車そのもののデザインや性能などではなく、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」だというのは疑いようのないことでしょう。私のようなスーパーカーブーム世代だけではなく、幅広い世代に知られているのはこの映画でタイムマシンとして使用されたからこそでしょう。とはいえ、このDMC-12が未来的なスタイルをしていたからこそタイムマシンとして様になっていたということでもあるとも思えます。

さて、先日とあるサイトの情報で、このバック・トゥ・ザ・フューチャー3部作のBlu-rayセットがAmazonで$24.99で購入できると知ったので、思わず衝動買いしてしまいました。このアメリカのAmazonで売られているものは英語とフランス語、スペイン語のものなのですが、その後友人の情報ではイギリスのAmazonでは日本語音声・字幕付きのものがたったの12ポンド(=1500円強)で買えるということで、送料を入れてもこちらのほうがお得かもしれません。日本のAmazonでも同じイギリス版のものが4000円程度で購入できるようなので、その方が楽で早く手に入るかもしれません。

結局私は英語音声で観るしかなかったわけですが、何度も観たことのある作品でもあるので全く問題ありません。むしろ、英語の勉強にはこれくらいの方がいいかもしれません、というのは単なる強がりでしょうか。確かにDocの早口などはついていくのもしんどいですが、英語字幕付きで聞いてみるとなかなか勉強になります。Great Scott!とか。

それはともかく、3部作全部を一日で一気に観てしまうほどの時間は取れなかったのですが、1日目に2作、別の日に1作とあっという間に観てしまいました。それこそ何度観たかわからないシリーズですが、毎回オープニングにはワクワクさせられますし、細かいところに新たな発見があったりします。Twin Pines MallがLone Pine Mallに変わっているのは今回気づきましたが、ここが大きなショッピングセンターのようなものかと思っていたのがアメリカのその辺にあるモール(=商店街)だとわかったりもしました。

ということで何度観ても楽しいこのシリーズ、私にとっては不朽の名作といったところです。USJにあるバック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライドも若干古くなってきてしまい人気も衰えがちですが、映画の世界を楽しめる、USJを映画のテーマパークたらしめる重要なアトラクションだと思うので、末永く続けてほしいものだと思います。願わくば、ディズニーランドスター・ツアーズのようにプログラムを一新してくれたりするといいのですが、そこまで贅沢は言いません。でもやっぱり…