De’Longhi Coffee Grinder KG364J

挽きたてというだけでだいぶ違います。
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自他ともに認めるコーヒー中毒の私も以前はインスタントでも満足していたものですが、自分で豆を挽いて淹れたときの美味しさを知ってしまってからは、挽かれた状態で売られているものでも満足できないようになってしまいました。もちろん、挽き売りのものでも、それこそインスタントであっても、購入直後はむしろ自分で挽いたときよりも美味しかったりもするのですが、開封直後から急速に劣化が進んでしまうので、数日後には大きな差がついてしまうということです。

ということで、出勤前に豆を挽いて保冷タンブラーにアイスコーヒーを淹れるというのが私の朝の日課になっているのですが、先日豆を挽こうとグラインダーのスイッチを押したところ、電源が入らないままボタンがめり込んでしまい、そのまま使えなくなってしまいました。その時使っていたのはBodumBistroという製品ですが、2012年にアメリカで購入してから使っていたもので、内部に微粉が詰まってしまっていたり、表面が劣化してベタベタになってしまったりしていたので、正直そろそろ潮時だろうと思っていたところでした。

そこで急いで購入しなければということになったのですが、以前から欲しかったKalitaNEXT Gなどは実売価格でも3万円を超えるので本当に要るのか、それだけの価値があるのか、差がわかるのか、などいろいろ考えてしまって、子供の学費など金が必要な時期でもあって購入に踏み切ることができず、結局De’LonghiKG364Jという製品を選択しました。私は購入したときは1万円強でしたが、今見ると2000円も値上がりしているのでなかなかいいタイミングで購入できたようです。

De’Longhiといえばオイルヒーターやエスプレッソマシンで有名なイタリアの家電メーカーですが、BraunブランドのOEM製品の製造・販売も行っているようです。コーヒーにこだわりを持つ人の多いイタリアの製品なので、中途半端なものではないだろうと期待しての購入でもありますが、思いがけず良かったのがこれまでのBodum Bistroよりも圧倒的に静かなことです。マンション住まいなのでダイニングキッチンに主寝室が隣接しているため、妻の起床前にコーヒーを挽くのも少々気を使っていたのですが、これならそれほど気にせずに済みそうです。とはいえ、最初の朝に挽いたところで「だいぶ静かやなあ」と言いながら妻が起きてきたのですが。

一方で前の方が良かったのは、挽き上がったコーヒー粉が入るコンテナが樹脂製のため、粉をフィルターに移す際に静電気で飛び散ってしまうことです。Bodum Bistroはコンテナがガラス製のため飛び散らない、というのを売りにしていたくらいなのでわかっていたことではあるのですが、この問題は根本的に解決できないものなのでしょうか。導電性の金属で作ればいいのでしょうが、コストとの兼ね合いで仕方がないのしょうね。Bistroでも挽いた直後は飛び散っていましたが、数分置いておくと落ち着いていました。ただし、もともと付属していたコンテナはあるとき割れてしまったため、この2年ほどは手持ちのグラスで代用していました。KG364Jでも丁度いいサイズのグラスがあればそれで良いのかもしれません。

もう一つ気になるのは挽く豆を入れるホッパーが微妙に小さく、200gの豆が入り切らないということです。製品仕様上は250gということになっていますが、まだ完全に空になっていなかったということなのでしょうか。本当は使う分だけその都度計量して投入するのが良いということはわかっているのですが、我が家で挽く頻度ではちょっと面倒なので横着してしまっています。買ってきた200gの袋から投入すると蓋が閉まらないので、困るというほどではないものの気になっているという程度ですが、KG366Jという上位(後継?)機種では310gに拡大されているので、不満の声があったのかもしれません。

挽き上がった豆の細かさは均一な気がしますが、コーヒーと言えばエスプレッソのことを指すイタリアの会社だからなのか、粒度の調整はかなり細挽きに寄っています。ドリップで淹れるにはかなり粗い側を使用すれば問題ありませんが、サイフォンなどで淹れるには向いていないかもしれません。挽く量は杯数の目盛りで調整しますが、スイッチを兼ねているため回した傍から動き始めるので、微調整は難しいです。

総合的には、Bistroの方が勝っている点はあったにしてもより安価でしたし、なにより非常に静かであることがとても気に入りました。またしばらく、壊れるまでは使うことになると思いますが、はたして何年持つでしょうか。

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