スマートフォンを買い替えると周辺機器類もいろいろ欲しいものが出てくるものですが、先日ふと「せっかくMagSafe対応のケースなのだから車のエアコン吹き出し口に付ける非接触充電器を買おう」と思って、勢いでUGREENのMagFlowというものを購入しました。
しかし、購入して開封してパッケージを捨てたあと、車に付けるまでの間に気づいてしまったのですが、これは間違いでした。実はすでにQi2対応のアップデート版が発売されているので、こちらを購入しなければいけなかったのです。
どちらもiPhone 16に対応となっていて15Wと書かれているのですが、前者は第一世代のQi規格なのでiPhoneでは7.5Wになってしまうので、充電速度が半分になってしまうということです。完全にうっかりしていたのですが、これは大失敗です。悔しいけれどQi2対応のものを買い直すか、とも思いましたが、とりあえず購入したものを取り付けてみることにしました。
取り付けは実に簡単で、エアコン吹き出し口のフィンに爪を引っ掛けて、付け根部分のダイヤルを回して締めていくだけです。それだけでかなりしっかり固定できてしまったので、モノとして良くできているのではないかと思います。
もはや充電器としては気持ち程度にしか期待していない状態でしたが、スマートフォンの「置き場所」があるというだけでなんとなくいいものです。MagSafeで結構しっかりくっついてくれて、安心して置いておくことができます。やはり充電能力は低いので、起動するアプリによっては充電容量は増えるどころか徐々に減っていってしまうこともあると思いますが、全く無いよりはいいでしょう。しっかり充電したいと思ったらMagFlowからケーブルを抜いてスマートフォン本体の方へ挿せばいいだけなので、大した問題ではないように思います。
MagFlowは電源が入っていると淡く青色に光るので、真っ暗な状態でもどこに付ければいいのかわかるというのもいいです。この光りかたも下品に明るくはなく、いい具合ではないかと思います。
ということで、なんだかんだで結構気に入ったのですが、やはりせっかくならQi2にしたいので、アップデート版のほうも買ってしまうかもしれません。その場合は助手席の方に旧版を移して2台体制にしてしまってもいいかもしれません。ただ妻のiPhoneケースはMagSafe非対応なので吸着力が弱く、車体の揺れで落ちてしまう心配もあるのですが。