12月に入ってから朝晩は寒くなり、いよいよ冬を実感するようになってきましたが、冬といえばこたつでみかんです。といっても私の家にはこたつがないのですが、みかんは毎年美味しくいただいています。我が家のみかんはここ数年、まるべい農園さんから購入していて、以前しらぬひについてもご紹介しました。

今年の夏はカメムシが大量発生したということが話題になりましたが、まるべい農園では早生みかんがその影響を受けてしまい、収穫量が大幅に減ってしまったとのことです。一旦注文を受けたあとでそれがわかったとのことで、ご丁寧にお断りの電話を掛けてきて説明してくださいましたが、その後なんとか売り物になりそうなものを訳あり品として届けてくださり、たしかに見た目は難があるものが多かったものの、味の方にはまったく問題がなく美味しくいただきました。一方、2種類目となる片山みかんのほうはカメムシの影響もなく順調に収穫できたようで、それが今日届きました。

早生みかんと片山みかんでは明らかな違いがありますが、どちらが美味しいかというのは好みの問題もありますが、私はどちらもそれぞれ好きです。早生みかんは非常に濃厚な甘みがあって、下手をするとむせ返るくらいです。片山みかんのほうが甘さは控えめで酸味が強いですが、もちろん酸っぱいというほどではなくさっぱりしていてみずみずしいです。また皮についても早生みかんは薄くてちょっと剥きにくいですが、片山みかんの皮はちょっと厚めで実から離れやすく簡単に剥けて食べやすいという違いがあります。

とても美味しいので一日に何個も食べてしまうのですが、私は小さいときにもみかんの食べ過ぎで手が黄色くなったのを覚えており、この歳になってそうはならないようにしなければと思っています。でも油断するとついつい食べてしまいますし、1回に2個ずつくらい食べてしまうのでとても危険です。まあ黄色くなったからといってそれほど問題があるわけではないのですが、ちょっとね。