2024-25シーズンのヴィクトリーナ姫路はレギュラーシーズンをベスト8以内の6位で終わり、チャンピオンシップへ進出したものの、残念ながら最初の相手にストレートで負けて敗退という結果に終わってしまいました。しかし、皇后杯優勝という輝かしい結果も残しており、決して悪くない、まずまずどころか素晴らしいシーズンだったといっていいのではないでしょうか。
そのヴィクトリーナ姫路のファン感謝DAYのイベントがホームアリーナのヴィクトリーナ・ウィンク体育館で開催され、誰でも無料で入場できるということなので、ファン感謝デーなど今まで他のスポーツなどでも行ったことがないのですが、いったいどんなものかと参加してみることにしました。普段の試合の観戦者数から考えるとそれほど多くの人が集まるとも思えませんでしたが、熱心なファンも少なくないようで、1000人近い人が集まってなかなかの賑わいになっていました。なお、私は一人で参加しましたが、入場待ちで並んでいるところで職場の友人も来たのを見つけて、一緒に見ることになりました。
入場した時にはウェルカム・グリーティングというのが行われていてコート上で選手にサインしてもらったり一緒に写真を撮ったりしている人たちがいましたが、これはおそらくファンクラブ会員へのサービスのようで私たちは参加できませんでした。定刻になるとオープニング、シーズン報告が行われ、その後2時間ちょっとのプログラムのうち、1時間余りがクイズ大会となりました。
クイズの内容は選手の私生活などにまつわる問題となっていて、スマートフォンのブラウザで解答する形で誰でも参加できるものだったので私も参加してみました。TBSテレビのオールスター感謝祭と同じシステムの4択クイズ形式で、全20問ほどのうち正解数が最も多く、かつ解答時間が最も短い人が優勝というものです。問題は選手の友人でもない限り何の予備知識も役に立たないものだったので私も気楽に参加していて、私も結構外したと思うのですが、なんと2位の人に6秒もの差をつけて私が優勝してしまったのでした。思いもよらない結果でしたが、選手の皆さんが並ぶ前に呼ばれて宮部藍梨選手からトロフィーを渡されて、他の選手の皆さんをバックに一緒に写真を撮るということになってしまいました。なお、宮部選手はトロフィーを渡してそのまま離れようとしていたのですが、私は図々しくも握手を要求してしまい、快くかどうかはわかりませんが応えていただいたのはいい思い出になりそうです。
その後は引退・退団する選手・スタッフを送り出すセレモニーの後、プレゼントの抽選会が行われましたが、さすがにこちらの方は当たりませんでした。なお、送別セレモニーはなかなかに感動的で感慨深いもので、入ってくる新しい選手がいれば去っていく選手もいるのだという当たり前のことに気付かされ、また選手生命というのがあまりにも短く、わずか数年しかないということが改めてショックでした。
ということで軽い気持ちで参加したファン感謝DAYでしたが、進行するのも選手だったのでちょっとグダグダではあったもののそれも微笑ましく、また思いがけないイベントもあったので期待していた以上に楽しむことができました。また来シーズンも応援を続けて、一年後のファン感謝DAYの参加も楽しみにしたいと思います。また、ファンクラブへの入会を改めて検討しようかと思っています。
なお、トロフィーをもらうことなんて今までなかったのでちょっと舞い上がってしまい、会場でトロフィーの写真を撮ってXかInstagramにでも投稿すれば良かったとは後で気づきました。