Duel Masters我が家の子供たちも夢中になっていた甲虫王者ムシキングもとうとう下火になってきたようで、小学校に上がった長男はすっかり関心を失い、手持ちのカードを全て次男にあげてしまったようです。次男の方はもともとゲーム自体はほとんどどうでも良くて、カードさえあれば良かったようなので、一気にカードが増えて大喜びといったところです。

メーカーのSEGAの方では従来のムシキングに変わって「古代王者恐竜キング」、300円で30回使えるメモリーカードを使用した「ポポの冒険編」という甲虫RPGなるジャンルの別のタイプのゲームを出してきたりしていますが、どうもパッとしないようです。しかしこれに代わって店頭で大人気となっているのは「おしゃれ魔女ラブandベリー」という女の子向けのゲームで、5,6歳の小さな女の子たちがゲームの周りに群がっているという、これまでにはあまり見られなかった光景をあちこちで目にするようになりました。これからますます少子化が進む中で、新しい客層を開拓することができたというのはゲーム会社にとってはかなり大きな影響を持つのではないでしょうか。

ところで、ムシキングから離れたうちの長男が今夢中になっているのはDuel Mastersというカードゲームです。カードゲームといってもゲーム機とは無縁の、テーブル上のカードのみで対決するものです。これまでに何百枚ものカードが発売されているのですが、5枚で150円程度と比較的安価なのですが、カードにはそれぞれきれいな絵が描かれていて、手軽にカードを集める楽しみを味わうことができるのがよいところです。今長男は友達にもらったものを含めて80枚程度のカードを持っていますが、これまでに重複したのは2枚だけのようで、そういうところでがっかりせずに済むというのもいいのかもしれません。

対象年齢は10歳以上らしいので、ゲームのルール自体はそれなりに複雑で覚えるまでは難しいかもしれません。また、カードごとに特殊な効果が色々あるので、これらをしっかり覚えて使いこなすことで多様な戦略を組むことができます。6歳児にはちょっと難しいはずなのですが、結構楽しんでいるようで驚いてしまいました。私の妻などは子供に注意されながら付き合わされているような状態のようで子供の方は物足りないらしく、週末などは私がかなりせがまれて対戦しています。最近は私の方もそれなりに楽しむことができるようになってきたので、もっとカードが欲しくなってきてしまいついつい次々と買い与えてしまいそうになるのを抑えているような感じです。

私が同じ年頃に何をしていたかと思い返すと、スーパーカー消しゴムあたりではないかと思いますが、それに比べると随分頭を使う遊びをしているものです。私はカードの効果などほとんど覚えられませんが、子供の方は正確な意味が理解できなくても言葉はほとんど覚えてしまっているのだから凄いものですが、こうして頭を使うことで鍛えることができるものでしょうか。反射神経だけのテレビゲームよりもいいはずだと信じて一緒に楽しんでいますが…

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