iTunes一昨年、私が部内の異動で課を移るまで一緒に働いていたのに、つい最近になって音楽の趣味が合うらしいということに気付いた人がいるのですが、その人に私の好みを知ってもらって、その好みに合いそうなCDを貸してもらおうと、私が持っている中で特に好きなアルバムを10枚選んで、1枚のCD-Rに焼いて持って行ってみました。今朝それを渡そうと話しかけてみると、「実は僕も同じこと考えてたんですよ」と鞄からCDを取り出すではないですか。まるで申し合わせていたかのようですが、全くの偶然ですし、これまでには一度もそんなことをしたことがなかったので驚いてしまいましたが、ちょっと気持ち悪いような気もしてしまいました。

その彼がくれたCDは洋邦・新旧さまざま84曲、中には何曲か私が持っているものもありましたが、自分では決して手に取りそうにない人の曲もあってこれから聴いてみるのが楽しみです。この幅の広さはそのまま彼の造詣の深さを物語っているようで、なかなか侮りがたいものですが、こういう人がいるとこちらも新しいものにどんどん触れることができそうで楽しいです。

ちなみに私が選んだ10枚のアルバムというのは以下のものです(アルファベット順)。

超メジャーどころの微妙に定番を外したものから知る人ぞ知るというアーティストまで、特に渋い選択ではないと思いますがいかがでしょうか。気付くと20年近く経っているものもあってびっくりしてしまいますが、私は今でも飽きずに聴くことが出来るということはズバリ好みに合っているということなのでしょう。人との出会いと同じように、音楽との出会いもタイミングというものがあると思いますが、こうしていい出会いをした音楽たちとは付き合いも長くなるということですね。これからも大事にしていきたいものです。

ところで今日もらったMP3ファイルのプロパティを見てみると音質に定評のあるLAMEで結構高いビットレートのVBRでエンコードしてあり、1つ1つアートワークや作曲者などの情報も入れてあってかなりのこだわりを感じます。私は特に耳がいい方でもなく無頓着なので、エンコード品質は良くないといわれるiTunesでそのままエンコードしてしまうだけですし、最近はVBRを使うようになったものの今回あげたような以前エンコードしたものは128kbps程度のものもあったりして、少々恥ずかしいような気さえしてきました。まあ今回は試聴のつもりで聴いてもらって、気に入ってもらえたアルバムがあったらCDを貸してあげて自分でエンコードしてもらった方が良さそうですね。オーディオの世界はこだわるときりがないようですから…

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