ちょっとマニアックすぎるような。
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今度は長澤まさみの初主演作である映画「ロボコン」を観てみました。

ロボコン
ロボコン

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(2013-11-26)
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この作品は「アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト」、通称「高専ロボコン」を題材にした青春物語となっていて、主人公らは高等専門学校の第2ロボット部の部員です。長澤まさみ演じる葉沢里美は居残り免除の条件として第2ロボット部に加わっただけなのですが、しばらくして熱意を持つようになり、バラバラだった他の部員も徐々に団結していく、というような話です。

第2ロボット部で設計を担当する相田航一を演じているのはなんと小栗旬なのですが、まだこの頃は無名だったのでしょうか。ブレイクしたのはこの映画よりもあとの2007年ということのようですね。決してかっこいい役ではないので、今の小栗旬には想像もできません。作品全体としても中学生くらいが観るといいのではないかという具合で、あまり一般の大人向けではない感じです。教育用か博物館の資料用かという変な雰囲気なのはロボコンの実況のトーンのせいでしょうか。

そんな中でも長澤まさみも新人としては頑張っていたのではないかと思います。本作で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しているということで、本作で彼女の輝かしいキャリアが本格スタートしたということになります。残念ながら興行収入は2億円とヒットと言うには程遠い結果となっていますが、テーマがテーマだけに仕方がないようにも思います。